【メディア掲載】「産官学民一体での地域における腎疾患対策の必要性」(自治日報社、2024年10月21日)
日本医療政策機構シニアマネージャー吉村英里が、2024年10月21日号掲載の「自治日報」に、「産官学民一体での地域における腎疾患対策の必要性」と題して寄稿いたしました。記事の全文は以下添付記事をご覧ください。
2022年末時点の慢性人工透析患者数は約35万人に上ります。人工透析の平均導入年齢は71.42歳、一人当たり500~600万円の費用を要することから、自治体にとっては医療費適正化の観点から喫緊の課題です。患者・当事者のQOL向上のためにも、透析導入の手前の慢性腎臓病(CKD: Chronic Kidney Disease)の段階で早期発見・早期介入されることが望まれます。CKDは、成人の5人に1人が罹患しているといわれており、新たな国民病として認識の上、中央政府、自治体両面での政策推進に加えて、産官学民が一体となった地域での対策が求められます。
日本医療政策機構では、2023年に産官学民の有識者との議論ならびに自治体へのヒアリングを通じて、今後求められる腎疾患対策に関する政策提言書・自治体好事例集を取りまとめました。今年度も引き続き、腎疾患対策の訴求を強化すべく活動を継続しております。
調査・提言ランキング
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【政策提言】腎疾患対策推進プロジェクト2024「労働世代における慢性腎臓病(CKD)対策の強化にむけて」~健診スクリーニング、医療機関受診による早期発見、早期介入の重要性~(2024年10月28日)
- 【調査報告】日本の看護職者を対象とした気候変動と健康に関する調査(最終報告)(2024年11月14日)
- 【政策提言】保健医療分野における気候変動国家戦略(2024年6月26日)
- 【政策提言】肥満症対策推進プロジェクト2023「患者・市民・地域が参画し、協働する肥満症対策の実装を目指して」(2024年4月8日)
- 【調査報告】「2023年 日本の医療の満足度、および生成AIの医療応用に関する世論調査」(2024年1月11日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【調査報告】「子どもを対象としたメンタルヘルス教育プログラムの構築と効果検証」報告書(2022年6月16日)
- 【調査報告】日本の看護職者を対象とした気候変動と健康に関する調査(速報版)(2024年9月11日)
- 【調査報告】 日本の医師を対象とした気候変動と健康に関する調査(2023年12月3日)
注目の投稿
-
2024-10-28
【申込受付中】(ハイブリッド開催)公開シンポジウム「患者・当事者ニーズに基づく循環器病対策の推進に向けて~第2期循環器病対策推進計画をより実行性のあるものにしていくために~」(2024年11月22日)
-
2024-11-01
【申込受付中】認知症未来共創ハブ 報告会2024 〜活動の軌跡と未来を描く対話〜(2024年12月3日)
-
2024-11-08
【申込受付中】(ハイブリッド開催)肥満症対策推進プロジェクト 公開シンポジウム「社会課題として考える肥満症対策~市民主体の政策実現に向けて~」(2024年12月4日)
-
2024-11-11
【論点整理】専門家会合「少子化時代における持続可能な周産期医療提供体制の確立に向けて」(2024年11月11日)
-
2024-11-14
【調査報告】日本の看護職者を対象とした気候変動と健康に関する調査(最終報告)(2024年11月14日)