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【活動報告】「医療システムの持続可能性とイノベーションの両立シリーズ」2018年度の専門家会合まとめ

【活動報告】「医療システムの持続可能性とイノベーションの両立シリーズ」2018年度の専門家会合まとめ

医療イノベーションの適切な評価と持続可能な保健医療システムの両立を実現し、効果的・効率的な医療制度の構築を進めることは、日本のみならず世界共通の課題です。医療を適切に評価するための取り組みが各国でなされており、例えば、医療技術評価(HTA: Health Technology Assessment)によって、医療資源の適切な配分が可能になると期待する声もあります。わが国でも、中央社会保険医療協議会(中医協)費用対効果評価専門部会で、2012年度からHTA導入に向けて議論が重ねられてきました。2017年度には、費用対効果評価の試行的導入が実施され、2018年度は、本格的導入に向けて議論が行われました。そして、2019年4月には、革新性が高く、財政的な影響が大きい医薬品・医療機器に対して費用対効果評価が本格的に導入されました。

日本医療政策機構では、2016年度から「医療システムの持続可能性とイノベーションの両立」をテーマとした専門家会合や意見交換会を継続的に開催しております。2018年度は、マルチステークホルダーによるラウンドテーブル形式のディスカッションを4回、そしてシンポジウム形式の専門家会合を2回開催し、当政策分野の議論の深化に貢献してきました*。
2018年度の議論をもとに、当機構は、医療システムの持続可能性とイノベーションの両立を実現するために今後求められる視座・論点について整理し、活動報告書に取りまとめました。

詳細は、一番下のPDFファイルをご覧ください。

*2018年度に開催した会合は下記の通りです。
2018年5月31日「プレ会合:医療システムの持続可能性とイノベーションの両立シリーズ~試行的導入から見えてきた費用対効果評価導入への課題~」
2018年7月19日「連続フォーラム第1回:技術的な課題~試行的導入で明らかになった分析方法の課題および総合的評価(アプレイザル)のあり方~」
2018年9月13日「連続フォーラム第2回:制度化に向けた課題~費用対効果評価導入による他制度との双方向的な影響や整合性~」
2018年11月12日「連続フォーラム第3回:国民の理解~費用対効果評価が国民に与える影響や、これまでの議論に対する国民理解の促進~」
2018年9月12日「グローバル専門家会合~あるべき医療技術評価(HTA)の未来像~」
2018年12月14日「専門家会合~日本の医療の未来と費用対効果評価~」

ご登壇いただいた方々
2018年度に開催した本シリーズの6つの会合には、多くの専門家の方々にご登壇を賜りました。ご見識とご経験の共有をいただきましたことに、心より感謝を申し上げます。

本報告書は、発言内容と発言者が特定されないチャタムハウスルールのもと、議論された内容について、当機構(主催者)が論点を抽出し、取りまとめたものであり、必ずしも登壇者の意見を代表するものではありません。

登壇者(五十音順・敬称略・所属役職はご登壇時のもの)
赤沢 学 (明治薬科大学 公衆衛生・疫学研究室 教授)
天野 慎介 (一般社団法人 全国がん患者団体連合会 理事長)
五十嵐 中 (東京大学大学院 薬学系研究科 医薬政策学 特任准教授)
池田 俊也 (国際医療福祉大学 医学部公衆衛生学 教授)
市川 衛 (日本放送協会(NHK) 制作局 第1制作センター 科学・環境番組部 チーフ・ディレクター)
井上 幸恵 (クレコンメディカルアセスメント株式会社 ダイレクター)
今村 聡 (日本医師会 副会長)
印南 一路 (慶應義塾大学 総合政策学部 教授)
大西 佳恵 (クリエイティブ・スーティカル株式会社 日本代表)
加藤 幸輔 (エドワーズ ライフサイエンス株式会社 代表取締役社長)
鎌江 伊三夫 (東京大学公共政策大学院 特任教授)
國頭 英夫 (日本赤十字社医療センター 化学療法科部長)
河野 圭志 (中外製薬株式会社 上席執行役員 渉外調査・グローバルヘルスポリシー担当)
小谷 秀仁 (PHCホールディングス株式会社 代表取締役社長/最高経営責任者(CEO)兼最高技術責任者(CTO))
後藤 悌 (国立がん研究センター中央病院 呼吸器内科)
古元 重和 (厚生労働省 保険局 医療課企画官)
齋藤 信也 (岡山大学大学院 保健学研究科 教授)
齋藤 直一 (ヤンセンファーマ株式会社 インテグレイテッド・マーケットアクセス本部 ポリシーインテリジェンス部長)
坂巻 弘之 (東京理科大学 経営学部 経営学科 教授)
桜井 なおみ (キャンサー・ソリューションズ株式会社 代表取締役社長)
櫻本 恭司 (厚生労働省 保険局医療課 課長補佐)
下妻 晃二郎 (立命館大学 生命科学部 生命医科学科 教授)
田倉 智之 (東京大学 大学院医学系研究科 医療経済政策学講座 特任教授)
武見 敬三 (参議院議員)
田村 誠 (一般社団法人 医療システムプランニング 代表理事/国際医療福祉大学大学院 特任教授)
中尾 浩一 (社会福祉法人 恩賜財団 済生会熊本病院 院長)
長瀬 敏雄 (ギリアド・サイエンシズ株式会社 ガバメント・アフェアーズ ディレクター)
中村 洋 (慶應義塾大学大学院 経営管理研究科 教授)
二木 立 (日本福祉大学 相談役・名誉教授)
福田 敬 (国立保健医療科学院 医療・福祉サービス研究部 部長)
眞島 喜幸 (特定非営利活動法人 パンキャンジャパン 理事長)
三ッ林 裕巳 (衆議院議員)
Michael Drummond(ヨーク大学 医療経済研究所 教授)
Chris Hourigan (米国研究製薬工業協会(PhRMA) 副委員長)
Rosanna Tarricone (SDAボッコーニ経営大学院 政府・保健・非営利部門 副学部長/ボッコーニ大学 社会政治学部 准教授)

2018年度以前の本シリーズに関連する会合は下段をご参照ください。
2016年12月9日「薬価制度改革を考える緊急フォーラム」
2017年4月14日「CSIS-日本医療政策機構 共催 グローバル専門家会合~医療システムにおけるイノベーションと持続可能性の両立に向けて~」
2017年10月5日「第2回グローバル専門家会合~日本における医療技術評価(HTA)のあり方、課題、そして今後の期待:徹底討論~」

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