【開催報告】連続フォーラム第1回:技術的な課題~試行的導入で明らかになった分析方法の課題および総合的評価(アプレイザル)のあり方~(2018年7月19日)
日付:2018年8月3日

日本医療政策機構は、「連続フォーラム第1回:技術的な課題~試行的導入で明らかになった分析方法の課題および総合的評価(アプレイザル)のあり方~」を7月19日(木)に開催いたしました。
当機構は、医療技術評価(HTA: Health Technology Assessment)の政策分野における公論を促進し広く社会に貢献すべく、マルチステークホルダー結集型の産官学民がフラットに集結し議論を重ねる「イノベーションと持続可能な医療システム」の両立に向けた連続フォーラムを企画いたしました。
2018年5月には、本企画のキックオフとして「プレ会合~医療システムの持続可能性とイノベーションの両立 シリーズ~試行的導入から見えてきた費用対効果評価導入への課題~」を開催し、今後の連続フォーラムで取り組むべき優先課題を整理いたしました。本フォーラムでは、プレ会合で得られた論点をもとに、費用対効果評価の技術的な課題について、ラウンドテーブル・ディスカッションが行われました。
今後の連続フォーラムは、下記の通り実施する予定です。
- 連続フォーラム 第2回(9月):制度化に向けた課題
~費用対効果評価導入による他制度との双方向的な影響や整合性~ - 連続フォーラム 第3回(10月):国民の理解
~費用対効果評価が国民に与える影響や、これまでの議論に対する国民理解の促進~
______________________________________
主催:特定非営利活動法人 日本医療政策機構
参加者:政策立案者、関連省庁関係者、学識関係者、企者など
開会(趣旨説明)
- 菅原 丈二(日本医療政策機構 アソシエイト)
ラウンドテーブル「費用対効果評価の分析方法の課題および総合的評価(アプレイザル)について」
ラウンドテーブル登壇者(五十音順・敬称略)
- 赤沢 学 (明治薬科大学 公衆衛生・疫学研究室 教授)
- 池田 俊也 (国際医療福祉大学医学部公衆衛生学教授)
- 市川 衛 (日本放送協会(NHK) 制作局 第1制作センター 科学・環境番組部 チーフ・ディレクター)
- 今村 聡 (日本医師会 副会長)
- 大西 佳恵 (クリエイティブ・スーティカル株式会社 日本代表)
- 加藤 幸輔 (エドワーズ ライフサイエンス株式会社 代表取締役社長)
- 河野 圭志 (中外製薬株式会社 上席執行役員 渉外調査・グローバルヘルスポリシー担当)
- 小谷 秀仁 (PHCホールディングス株式会社 代表取締役社長/最高経営責任者(CEO)兼最高技術責任者(CTO))
- 古元 重和 (厚生労働省 保険局 医療課企画官)
- 齋藤 直一 (ヤンセンファーマ株式会社 インテグレイテッド・マーケットアクセス本部 ポリシーインテリジェンス部 部長)
- 桜井 なおみ (キャンサー・ソリューションズ株式会社 代表取締役社長)
- 下妻 晃二郎 (立命館大学生命科学部生命医科学科教授)
- 田倉 智之 (東京大学 大学院医学系研究科 医療経済政策学講座 特任教授)
- 長瀬 敏雄 (ギリアド・サイエンシズ株式会社 ガバメント・アフェアーズ ディレクター)
- 中村 洋 (慶應義塾大学大学院 経営管理研究科 教授)
- 福田 敬 (国立保健医療科学院医療・福祉サービス研究部 部長)
- 眞島 喜幸 (特定非営利活動法人 パンキャンジャパン 理事長)
モデレーター
- 乗竹 亮治(日本医療政策機構 事務局長)
司会
- 近藤 由衣子(日本医療政策機構 シニアアソシエイト)
調査・提言ランキング
- 【当事者の声】薬剤耐性 伊東幸子氏 非結核性抗酸菌症(2022年3月18日)
- 【緊急提言】「認知症観を変革する認知症基本法の成立を」(2022年9月27日)
- 【出版報告】プラネタリーヘルスプロジェクト「プラネタリーヘルスに関する課題とヘルスケアセクターの役割」(2023年5月10日)
- 【調査報告】「がんゲノム医療」に関するインターネット調査結果(概要)(2023年5月11日)
- 【政策提言】C7グローバルヘルス・ワーキンググループによるG7に向けた提言書(2023年4月20日)
- 【政策提言】2023年G7広島サミットに向けた提言~薬剤耐性(AMR)対策の促進に向けて 求められる政治的リーダーシップと国際連携(2022年12月19日)
- 【政策提言】2023年G7広島サミットに向けて~国際社会と歩調を合わせたプラネタリーヘルス対策の推進~(2022年11月10日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【調査報告】「社会経済的要因と女性の健康に関する調査提言」(2023年3月6日)
- 【政策提言】G7広島サミットおよび関係閣僚会合に向けて~国際社会と歩調を合わせた気候変動・プラネタリーヘルス対策の推進~(2022年12月19日)
注目の投稿
-
2023-04-14
【申込受付中】2023 G7広島サミットレガシーイベント「認知症を考える ~共生社会とイノベーションを日本から~」(2023年5月28日)
-
2023-05-12
【参加報告】G7広島サミット首脳宣言における薬剤耐性(AMR)問題について岸田文雄首相に提言(2023年4月28日)
-
2023-05-15
【開催報告】(オンライン配信)G7長崎保健大臣会合 開催記念 認知症シンポジウム「~新時代の認知症施策推進に向けた国際社会の連携~」(2023年5月14日)
-
2023-05-18
【開催報告】長崎プラネタリーヘルス専門家会合「COP27およびCOP15からG7広島サミットへ:地球規模で生じている気候変動、環境、生物多様性と 人間の健康に関する課題解決に向けた新しいパートナーシップ」(2023年5月12日)
-
2023-05-19
【申込受付中】医療政策アカデミー第12期 Advance「医療政策を視る眼を養う」(2023年8月開講 ※申込締切:2023年6月29日)