【開催報告】連続フォーラム第3回:国民の理解~費用対効果評価が国民に与える影響や、これまでの議論に対する国民理解の促進~(2018年11月12日)
日付:2018年11月28日

日本医療政策機構は、「連続フォーラム第3回:国民の理解~費用対効果評価が国民に与える影響や、これまでの議論に対する国民理解の促進~」を11月12日(月)に開催いたしました。
当機構では、2018年5月31日に開催したプレ会合「医療システムの持続可能性とイノベーションの両立シリーズ~試行的導入から見えてきた費用対効果評価導入への課題~」の議論をもとに、2018年度に更なる議論が求められる3つの論点(技術的な課題、制度化に向けた課題、国民の理解)を取りまとめ、それらをテーマとした連続フォーラムを実施しております。
本フォーラムでは国民の理解の促進に向けた課題をテーマとした、ラウンドテーブル・ディスカッションが行われました。そして、費用対効果評価に今後求められる政策的な機能や、現行の薬価制度や保健医療システムに与える影響について、産官学民の有識者から忌憚なき議論が交わされました。
今後、連続フォーラムに基づくシンポジウムを、下記の通り実施する予定です。
- 専門家会合「日本の医療の未来と費用対効果評価」(2018年12月14日)
主催:特定非営利活動法人 日本医療政策機構
参加者:政策立案者、関連省庁関係者、学識関係者、企業関係者など
開会(趣旨説明)
- 菅原 丈二(日本医療政策機構 アソシエイト)
ラウンドテーブル 「国民の理解~費用対効果評価が国民に与える影響や、これまでの議論に対する国民理解の促進~」
ラウンドテーブル登壇者(五十音順・敬称略)
- 赤沢 学 (明治薬科大学 公衆衛生・疫学研究室 教授)
- 市川 衛 (日本放送協会(NHK) 制作局 第1制作センター科学・環境番組部 チーフ・ディレクター)
- 井上幸恵 (クレコンメディカルアセスメント株式会社 ダイレクター)
- 今村 聡 (日本医師会 副会長)
- 大西 佳恵 (クリエイティブ・スーティカル株式会社 日本代表)
- 加藤 幸輔 (エドワーズ ライフサイエンス株式会社 代表取締役社長)
- 鎌江 伊三夫 (東京大学公共政策大学院 特任教授)
- 後藤 悌 (国立がん研究センター中央病院 呼吸器内科)
- 古元 重和 (厚生労働省 保険局 医療課企画官)
- 桜井 なおみ (キャンサー・ソリューションズ株式会社 代表取締役社長)
- 長瀬 敏雄 (ギリアド・サイエンシズ株式会社 ガバメント・アフェアーズ ディレクター)
- 中村 洋 (慶應義塾大学大学院 経営管理研究科 教授)
- 福田 敬 (国立保健医療科学院医療・福祉サービス研究部 部長)
- 眞島 喜幸 (特定非営利活動法人 パンキャンジャパン 理事長)
司会・モデレーター
・菅原 丈二(日本医療政策機構 アソシエイト)
当機構では、2016年から、「医療システムの持続可能性とイノベーションの両立」シリーズと題して、複数回にわたり、専門家会合や意見交換会を実施し、政策提言や論点抽出をまとめてきました。過去の活動については、「活動報告「医療システムの持続可能性とイノベーションの両立」特別版」(下段)をご参照ください。