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【登壇報告】シンポジウム「パブリックヘルス(公衆衛生)の現代的課題を考える」(2025年7月1日)

【登壇報告】シンポジウム「パブリックヘルス(公衆衛生)の現代的課題を考える」(2025年7月1日)

2025年7月1日、日本医療政策機構(HGPI: Health and Global Policy Institute)の副事務局長である菅原丈二が、慶應義塾大学X Dignityセンター主催のシンポジウム「パブリックヘルス(公衆衛生)の現代的課題を考える」のクロストーク Part2「プラネタリーヘルス」にパネリストとして登壇しました。

このシンポジウムは、慶應義塾大学X Dignityセンター内に新設された研究ユニット「アテンション・エコノミーと『情報的健康』」及び「プラネタリーヘルスと人権」の活動の一環として実施され、人の多様な健康課題を扱うパブリックヘルス(公衆衛生)の現代的な課題について、産官学民の幅広い領域のパネリストが議論を展開しました。

このクロストークにおいて菅原からは、HGPIにおけるプラネタリーヘルスプロジェクトにおけるこれまでの取組みを紹介するとともに、ヘルスケアセクターにおいても持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)の各目標間における共便益(コベネフィット)/相反関係(トレードオフ)への理解を深めつつ人の健康を捉えることの重要性を強調しました。また、各セクターにおけるプラネタリーヘルスへの認識に差異が存在することから、プラネタリーヘルスに関する領域横断的な理解の醸成が必要であることにも言及しました。

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