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【開催報告】超党派国会議員向け医療政策勉強会「30分で伝える医療政策最前線:循環器病対策の最新状況と現場の声 ~基本法成立後の現状や地方・地域発の好事例~」(2022年6月8日)

【開催報告】超党派国会議員向け医療政策勉強会「30分で伝える医療政策最前線:循環器病対策の最新状況と現場の声 ~基本法成立後の現状や地方・地域発の好事例~」(2022年6月8日)

日本医療政策機構は、超党派国会議員向け医療政策勉強会「30分で伝える医療政策最前線:循環器病対策の最新状況と現場の声 ~基本法成立後の現状や地方・地域発の好事例~」を開催いたしました。今回は、日本心臓血圧研究振興会附属 榊原記念病院院長の磯部光章氏が講演を行い、国内の循環器病医療の現状と問題点から、今後必要な改革についてご説明をいただきました。



■趣旨

循環器病対策基本法が2019年に施⾏され、2020年には「循環器病対策推進基本計画」が閣議決定されました。この基本計画を受け、各都道府県においても「循環器病対策推進計画」の策定が進んでいます。こうした状況を踏まえ、日本医療政策機構ではさらなる循環器病対策の進展に向けて、2021年より「循環器病対策推進プロジェクト」をスタートさせました。循環器病の中でも特に心臓病に焦点を絞り、現在好事例を提供しているオピニオンリーダーに対するヒアリング、アドバイザリーボードによる議論、グローバル専門家会合などを実施いたしました。これらを踏まえ、政策提言「産官学民による国際的な議論から抽出された循環器病対策の推進に求められる5つの提言 それを支える6つの視点と14の好事例」を作成しました。
磯部氏は、本プロジェクトのアドバイザリーボードメンバーとしてもご参画いただいております。今回は磯部氏より、現在の日本の循環器病医療の現状や問題点、今後の医療システムの改革の重要性を中心にお話をいただきました。


■ご講演のポイント

  • 心臓・血管救急に特化した搬送システムの確立が必要である
  • 高齢者の心不全に対する疾病管理プログラムの提供システムの確立が必要である
  • 小児先天性心疾患患者のサポートシステムを確立すべきである
  • 地方における好事例を横展開するべきである

 

【プログラム】(敬称略)

趣旨説明
栗田 駿一郎(日本医療政策機構 マネージャー)

開会の辞(動画)
自見 はなこ(参議院議員/脳卒中・循環器病対策フォローアップ議員連盟 事務局長)

講演「循環器病対策の最新状況と現場の声」
磯部 光章(日本心臓血圧研究振興会附属 榊原記念病院 院長/循環器病対策推進協議会 委員)

閉会の辞
黒川 清(日本医療政策機構 代表理事)

 


■超党派国会議員向け医療政策勉強会「30分で伝える医療政策最前線」

2022年4月25日 ワクチン研究開発・生産体制の課題と求められる打ち手
2022年4月14日 保健医療システムの持続可能性と強靭性を高めるデータ・インフラと利活用の強化
2021年6月8日 日本における予防接種・ワクチン政策の課題とコロナ禍
2021年6月1日 コロナ禍におけるこころのケア~認知行動療法の活用と普及の重要性~
2021年5月27日 生涯を通じた女性の健康支援~リプロダクティブヘルス・ライツの重要性~

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