【開催報告】超党派国会議員向け医療政策勉強会「30分で伝える医療政策最前線:保健医療システムの持続可能性と強靭性を高めるデータ・インフラと利活用の強化」(2022年4月14日)
日付:2022年5月20日
日本医療政策機構は、参議院議員会館にて超党派国会議員向け医療政策勉強会「30分で伝える医療政策最前線:保健医療システムの持続可能性と強靭性を高めるデータ・インフラと利活用の強化」を開催いたしました。
慶應義塾大学教授 宮田裕章氏が講演を行い、コロナ禍により世界各国で課題が浮き彫りとなった保健医療システムとそれを踏まえた新しい社会とヘルスケアについてご説明いただきました。講演後にはご参加いただいた国会議員の方々より多くのご質問をいただき、活発な意見交換の場となりました。
■趣旨
2019年以降、世界はコロナ禍に対応するとともに、各国それぞれが直面している既存の保健医療への課題解決に向けて、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE: London School of Economics)、世界経済フォーラム(WEF: World Economic Forum)、アストラゼネカ、フィリップス、KPMGなどのもと、2020年より「保健医療システムの持続可能性と強靭性のためのパートナーシップ(PHSSR: Partnership for Health System Sustainability and Resilience)」のプロジェクトが始動しました。日本では、慶應義塾大学と当機構が先導し、将来の保健医療システムの持続可能性と強靭性を強化するために、今日までコロナ禍対応において何が課題だったのか、何をすればよかったのか、そして同様の危機が増えていくことが予想される未来に向けて、どのような備えが求められるのか議論を重ねてきました。宮田氏には、PHSSRの今までの議論のなかから導き出された日本における現状の課題、そして次なるビジョンについて提言書を踏まえて、保健医療システムにおけるデータとインフラの利活用に関する議論の重要性を中心にお話しいただきました。
【プログラム】
趣旨説明
Matt McEnany(日本医療政策機構 シニアマネージャー)
開会の辞
武見 敬三(参議院議員)
講演「保健医療システムの持続可能性と強靭性を高めるデータ・インフラと利活用の強化」
宮田 裕章(慶應義塾大学 教授)
閉会の辞
黒川 清(日本医療政策機構 代表理事)
【開催報告】超党派国会議員向け医療政策勉強会「30分で伝える医療政策最前線:日本における予防接種・ワクチン政策の課題とコロナ禍」(2021年6月8日)>
調査・提言ランキング
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【政策提言】腎疾患対策推進プロジェクト2024「労働世代における慢性腎臓病(CKD)対策の強化にむけて」~健診スクリーニング、医療機関受診による早期発見、早期介入の重要性~(2024年10月28日)
- 【調査報告】日本の看護職者を対象とした気候変動と健康に関する調査(最終報告)(2024年11月14日)
- 【政策提言】保健医療分野における気候変動国家戦略(2024年6月26日)
- 【政策提言】肥満症対策推進プロジェクト2023「患者・市民・地域が参画し、協働する肥満症対策の実装を目指して」(2024年4月8日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【調査報告】「2023年 日本の医療の満足度、および生成AIの医療応用に関する世論調査」(2024年1月11日)
- 【調査報告】「子どもを対象としたメンタルヘルス教育プログラムの構築と効果検証」報告書(2022年6月16日)
- 【調査報告】日本の看護職者を対象とした気候変動と健康に関する調査(速報版)(2024年9月11日)
- 【調査報告】 日本の医師を対象とした気候変動と健康に関する調査(2023年12月3日)
注目の投稿
-
2024-10-28
【申込受付中】(ハイブリッド開催)公開シンポジウム「患者・当事者ニーズに基づく循環器病対策の推進に向けて~第2期循環器病対策推進計画をより実行性のあるものにしていくために~」(2024年11月22日)
-
2024-11-01
【申込受付中】認知症未来共創ハブ 報告会2024 〜活動の軌跡と未来を描く対話〜(2024年12月3日)
-
2024-11-08
【申込受付中】(ハイブリッド開催)肥満症対策推進プロジェクト 公開シンポジウム「社会課題として考える肥満症対策~市民主体の政策実現に向けて~」(2024年12月4日)
-
2024-11-11
【論点整理】専門家会合「少子化時代における持続可能な周産期医療提供体制の確立に向けて」(2024年11月11日)
-
2024-11-14
【調査報告】日本の看護職者を対象とした気候変動と健康に関する調査(最終報告)(2024年11月14日)