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【開催報告】認知症プロジェクト第1回アドバイザリーボード会合「認知症の人をケアする家族等を取り巻く認知症施策のこれから」(2025年8月4日)

【開催報告】認知症プロジェクト第1回アドバイザリーボード会合「認知症の人をケアする家族等を取り巻く認知症施策のこれから」(2025年8月4日)

日本医療政策機構では、2025年8月4日に第1回アドバイザリーボード会合「認知症の人をケアする家族等を取り巻く認知症施策のこれから」を開催しました。
本会合には、介護経験をもつ当事者を含め、医療、介護・福祉、研究、メディアなどの多様な分野から有識者が参加し、「新しい認知症観」を踏まえ、認知症の人をケアする家族等に対する支援のあり方について、多角的な視点から議論を行いました。

現在、認知症基本法の施行を受けて、認知症の本人の尊厳を尊重しながら、本人とその家族等が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる支援体制の構築が求められています。一方で、家族等のケア負担は依然として大きく、社会生活や心身の健康への影響も深刻であり、これらを取り巻く制度や支援には課題が残されています。また、認知症本人と家族等は心身ともに相互に影響をしあう関係性であることから、双方のライフコースを見据えた支援が必要とされます。

本アドバイザリーボードは、本人を中心に据えつつも、家族や専門職等を含めた「本人をケアする人」への支援のあり方について多様な視点から検討し、本人と家族等がともに生き生きと暮らせる社会の実現に向けて政策提言を取りまとめることを目的としています。


【開催概要】

  • 日時:2025年8月4日(月) 17:00-19:00
  • 形式:ハイブリッド(対面・オンライン(Zoomミーティング))

 

アドバイザリーボードメンバー(五十音順、敬称略)

井上 美恵子(町田市認知症友の会 会長)
大河内 章三(社会福祉法人四ツ葉会 主任介護支援専門員/ケアクリエイター)
加藤 亮(ノボノルディスクファーマ株式会社 医療政策・渉外本部 エグゼクティブ アシスタント/パブリックアフェアーズ部 部長)
武地 一(藤田医科大学医学部 認知症・高齢診療科 教授)
冨田 清行(エーザイ株式会社 グローバルADオフィス バリュー&アクセス/ペイシェントアドボカシー リード)
中山 陽輔(日本イーライリリー株式会社 コーポレートアフェアーズ本部 企画・医療政策部 部長)
松浦 祐子(朝日新聞社 編集局 デジタル企画報道部 記者/元なかまぁる編集長)
三橋 良博(認知症の人と家族の会 理事/神奈川県支部副代表世話人)
森 直紀(大塚製薬株式会社メディカル・アフェアーズ部)
山川 みやえ(大阪大学大学院医学系研究科 老年看護学研究室 准教授)
涌井 智子東京都健康長寿医療センター研究所 福祉と生活ケア研究チーム 研究員)

 

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