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【開催報告】アドバイザリーボード会合「自治体における慢性腎臓病(CKD)の早期発見・早期介入における確かな政策実装に向けて」(2025年11月13日)

【開催報告】アドバイザリーボード会合「自治体における慢性腎臓病(CKD)の早期発見・早期介入における確かな政策実装に向けて」(2025年11月13日)

日本医療政策機構(HGPI)は、2025年11月13日にアドバイザリーボード会合「慢性腎臓病(CKD)の早期発見・早期介入における確かな政策実装に向けて」を開催いたしました。

2024年度には、腎疾患対策の大きな課題の一つである、健診から受療にかけての実態を把握するべく、定量調査及び定性調査を実施しました。その調査結果を踏まえ、アドバイザリーボード会合にて議論を深化させ、調査提言書「慢性腎臓病(CKD)対策の強化に向けて~CKDにおける患者・当事者視点の健診から受療に関する課題と対策~」を取りまとめました。提言では、分野横断的な議論の重要性、エビデンスに基づいた受診勧奨基準を検討する必要性、介入集団の優先順位付けや属性に沿ったアプローチを検討する必要性を発信しました。

2025年度は、昨年度の提言内容を基に、CKDにおける「健診から受療」へ至る過程で、行政や保険者が直面している課題をより具体的に明らかにし、各障壁に対する実行可能な解決策と、それを乗り越えるために求められる関係者の役割を整理・検討することを目的として、2回のアドバイザリーボード会合を開催いたします。

第1回目の今回は、自治体でのCKD対策に焦点を当て、各分野の専門家とともに現状の課題を共有しながら議論を深め、自治体における具体的な解決策を見出すことを目的として開催いたしました。

※第1回、第2回の議論を踏まえて政策提言を作成、公表予定です。


【開催概要】

  • 日時:2025年11月13日(木) 14:00-16:00
  • 形式:ハイブリッド ※本会合は非公開にて開催いたしました。
  • 会場:大手町フィナンシャルシティ カンファレンスセンター
    (〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-7 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー 3F)
  • 言語:日本語
  • 主催:日本医療政策機構

 

■アドバイザリーボード(敬称略・五十音順)

要田 弥生(広島県 呉市 福祉保健部 福祉保健課 健康政策グループ 課長補佐)
中山 健夫(京都大学大学院 医学研究科 社会健康医学系専攻 健康情報学 教授)
馬場 里美(福岡県 久留米市 健康福祉部 保健所健康推進課 課長補佐)
福井 亮(東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科 講師)
福間 真悟(広島大学大学院 医系科学研究科 疫学・疾病制御学 教授/京都大学 医学研究科 人間健康科学系専攻 特定教授)
松村 歩未(横浜市 医療局 地域医療部 がん・疾病対策課 がん・疾病対策係長)
村松 圭司(千葉大学医学部附属病院 次世代医療構想センター 特任教授)
横田 正明(千葉市 保健福祉局 次長)

モデレーター
吉村 英里(日本医療政策機構 シニアマネージャー)

 

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