【講演報告】「第18回女性保健医療セミナー」(2022年4月24日)
日付:2022年6月13日
タグ: 女性の健康

日本医療政策機構 マネージャー今村優子は、一般社団法人 日本家族計画協会(会長:北村邦夫氏)主催の「第18回女性保健医療セミナー」にて、「世論調査結果からみる全国で活躍する産婦人科医への期待」と題して講演を行いました。
講演では、女性の健康プロジェクトチームが2022年3月に公表した「現代日本における子どもをもつことに関する世論調査」の結果を紹介し、男女における妊孕性や不妊症、さらには女性特有の健康リスク等に関する社会全体のヘルスリテラシーに向上の余地があること、子宮内膜症等の診断や治療の有無、婦人科の初診時期と子どもを望む人が子どもをもつこととの関連を踏まえ、下記4つの提言について述べました。
視点1: ヘルスリテラシー向上のための支援の強化
視点2: 婦人科へのアクセス向上のための体制整備
視点3: 子どもをもちたい人のための経済的支援、働き方改革の推進
視点4: 子どもと触れ合う機会の提供や地域で支えあう仕組みの促進
講演後は会場、オンラインにて参加した約100名の産婦人科医らとのグループ討論、質疑応答が活発に行われました。
調査・提言ランキング
- 【論点整理】ラウンドテーブル・ディスカッション「社会課題としての更年期女性の健康推進」(2024年11月19日)
- 【調査報告】「2025年 日本の医療に関する世論調査」(2025年3月17日)
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【政策提言】「がん遺伝子パネル検査への患者アクセス保障と保険外併用療養費制度活用にあたっての留意点」(2025年4月28日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【政策提言】成長戦略としての「プラネタリーヘルス」の統合に向けて~新しい資本主義実行計画(2025年改訂版)への提案~(2025年6月9日)
- 【政策提言】フェローによる政策提言プラットフォームプロジェクト「日本における『医薬品の費用対効果評価』のより良い活用に向けて」(2025年5月7日)
- 【政策提言】「災害級の暑さ」への備えを骨太の方針2025に(2025年6月9日)
- 【政策提言】肥満症対策推進プロジェクト2023「患者・市民・地域が参画し、協働する肥満症対策の実装を目指して」(2024年4月8日)
- 【調査報告】「2023年 日本の医療の満足度、および生成AIの医療応用に関する世論調査」(2024年1月11日)
注目の投稿
-
2025-07-04
【申込受付中】(オンライン開催)第136回HGPIセミナー「精神保健研究におけるPPIの現在地とこれから ― TOGETHERプロジェクトに学ぶ共創のかたち ―」(2025年7月28日)
-
2025-07-04
【政策提言】フェローによる政策提言プラットフォームプロジェクト「日本における『医薬品の費用対効果評価』のより良い活用に向けて」(2025年5月7日)
-
2025-07-08
【申込受付中】プラネタリヘルスアカデミー(2025年8月開講)
-
2025-07-14
【政策提言】「がん遺伝子パネル検査への患者アクセス保障と保険外併用療養費制度活用にあたっての留意点」(2025年4月28日)
-
2025-07-16
【開催報告】第1回HGPI理事対談セッション「官民連携入門―ヘルスケア分野における海外官民連携事例の紹介―」(2025年5月9日)