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【開催報告】グローバルヘルス・エデュケーション・プログラム(G-HEP)2021-2022 グローバルヘルス・アカデミー8回講義「量的質的研究手法」(2021年9月8日)

【開催報告】グローバルヘルス・エデュケーション・プログラム(G-HEP)2021-2022 グローバルヘルス・アカデミー8回講義「量的質的研究手法」(2021年9月8日)

グローバルヘルス若手人材育成のためのグローバルヘルス・エデュケーション・プログラム(G-HEP: Global Health Education Program)の第8回講義を開催し、Don-Eliseo Lucero-Prisno III氏をお招きしました。今回は、「量的質的研究手法」をテーマにお話いただきました。

Lucero-Prisno氏は、グローバルヘルスの分野における研究者として20年以上の経験があり、感染症、社会学、医療政策、医療経済を研究対象としています。フィリピン大学、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院、ハーバード大学医学大学院など、世界中の多くの教育機関に籍を置いています。

講義では、リサーチ・デザインや量的質的研究手法を紹介しました。また、学術雑誌編集者の視点から、編集者が出版の際にどのような研究を求めているのかについてもお話しいただきました。実際に出版された文献を参考しながら、ユニークな研究課題を探すことにより、何百もの論文が査読されている中で、いかにして際立たせるかを説明しました。

重要なポイントは、一瞬一瞬を大切にし、早い段階で学んだことを発表することです。この講義は、これから始まるリサーチフェーズへの示唆となりました。これまでの講義では、ヘルスシステム、移民の健康、政策提言など、グローバルヘルスの様々な側面について学んできた参加者は、これからの研究に必要な基礎知識とモチベーションを得ることができました。

■プログラム(講義):
第1回 タイのヘルスシステムとCOVID-19(終了)
第2回 日本のヘルスシステムとCOVID-19(終了)
第3回 コミュニティヘルス(終了)
第4回 ヘルステクノロジー(終了)
第5回 グローバルヘルス(終了)
第6回 移民のヘルス(終了)
第7回 政策提言とアドボカシー(終了)
第8回 量的質的研究手法(終了)

グローバルヘルス・エデュケーション・プログラム(G-HEP: Global Health Education Program)は、日本医療政策機構とタイ・マヒドン大学公衆衛生学部の共同プログラムです。


■マヒドン大学について

マヒドン大学は、タイにおける医学教育を牽引する大学であり、公衆衛生学について国内で初めて専門的に取り組み始めた学術機関です。

ビジョン:
 2021年までにヘルスリテラシーに精通した専門家をASEAN諸国に輩出し、各国の人々の健康を促進する

ミッション:
 1. ヘルスリテラシーに精通した専門家になることにより、成果に基づく公衆衛生教育を提供する
 2. 公衆衛生教育、統合的かつ革新的な研究、健康と長寿および人類の発展を促進し、優れた意思決定に基づく専門的な学術に基づく知見を提供するリーダーを育成する

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