【開催報告】グローバルヘルス・エデュケーション・プログラム(G-HEP)2021-2022 グローバルヘルス・アカデミー第2回講義「日本のヘルスシステムとCOVID-19対応」(2021年3月10日)
日付:2021年3月19日
タグ: グローバルヘルス
「COVID-19と都市移民の健康課題解決」をテーマにしたグローバルヘルス若手人材育成のためのグローバルヘルス・エデュケーション・プログラム(G-HEP: Global Health Education Program)の第2回講義が終了しました。本プログラムは、日本医療政策機構とタイ・マヒドン大学公衆衛生学部の共同プログラムです。
2021年3月10日、国立国際医療研究センター国際医療協力局の藤田雅美氏と清原宏之氏をお招きし、「日本のヘルスシステムとCOVID-19」をテーマにオンラインにて講義を実施しました。
清原氏は、まず日本におけるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC: Universal Health Coverage)の概要を紹介し、国民健康保険の仕組み、適用範囲、コストなどについて詳しく説明しました。また、生活保護受給者を巡る課題や移民・外国人などの社会的弱者が必ずしもUHCを享受できていない現状について指摘しました。
藤田氏は、移民・外国人の属性やその変遷、中でも特に厳しい状況に置かれている技能実習生などに関して説明しました。そして特に、新型コロナウイルス感染症拡大下においてより脆弱な立場に置かれている外国人の実態調査結果の共有、それを踏まえて実行している保健医療情報やサービスへのアクセスを向上させるための取り組みに関して共有がありました。
次の講義は2021年4月14日に開催します。
■プログラム(講義):
第1回 タイのヘルスシステムとCOVID-19(終了)
第2回 日本のヘルスシステムとCOVID-19(終了)
第3回 コミュニティヘルス
第4回 ヘルステクノロジー
第5回 グローバルヘルス
第6回 移民のヘルス
第7回 量的質的研究手法
第8回 政策提言とアドボカシー
■マヒドン大学について
マヒドン大学は、タイにおける医学教育を牽引する大学であり、公衆衛生学について国内で初めて専門的に取り組み始めた学術機関です。
ビジョン:
2021年までにヘルスリテラシーに精通した専門家をASEAN諸国に輩出し、各国の人々の健康を促進する
ミッション:
1. ヘルスリテラシーに精通した専門家になることにより、成果に基づく公衆衛生教育を提供する
2. 公衆衛生教育、統合的かつ革新的な研究、健康と長寿および人類の発展を促進し、優れた意思決定に基づく専門的な学術に基づく知見を提供するリーダーを育成する
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