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【開催報告】グローバルヘルス・エデュケーション・プログラム(G-HEP)2021-2022 グローバルヘルス・アカデミー第5回講義「コロナ禍後におけるグローバルヘルス―その枠組みと人材」(2021年6月9日)

【開催報告】グローバルヘルス・エデュケーション・プログラム(G-HEP)2021-2022 グローバルヘルス・アカデミー第5回講義「コロナ禍後におけるグローバルヘルス―その枠組みと人材」(2021年6月9日)

グローバルヘルス若手人材育成のためのグローバルヘルス・エデュケーション・プログラム(G-HEP: Global Health Education Program)の第5回講義を開催し、公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)会長・代表理事で元世界保健機関本部事務局長補の中谷比呂樹氏をお招きしました。今回は、「コロナ禍後におけるグローバルヘルス―その枠組みと人材」をテーマに講義を実施しました。

中谷氏は、グローバルヘルスの概念を解説した上、世界中における経済発展がもたらした健康改善や高齢化の進展などの問題について述べました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は主に高所得国において流行しており、これまでの感染症対策が不十分であったことを露呈していると指摘があり、感染症拡大を機に、グローバルヘルスのアジェンダが変わりつつある点を紹介しました。さらに、世界保健機関(WHO: World Health Organization)の背景、構造、政策決定過程などについて説明し、最後にグローバルヘルスの世界におけるキャリア構築について、アドバイスがありました。

次の講義(移民のヘルス)は2021年7月14日に開催します。

 

■プログラム(講義):
第1回 タイのヘルスシステムとCOVID-19(終了)
第2回 日本のヘルスシステムとCOVID-19(終了)
第3回 コミュニティヘルス(終了)
第4回 ヘルステクノロジー(終了)
第5回 グローバルヘルス(終了)
第6回 移民のヘルス
第7回 量的質的研究手法
第8回 政策提言とアドボカシー

 

グローバルヘルス・エデュケーション・プログラム(G-HEP: Global Health Education Program)は、日本医療政策機構とタイ・マヒドン大学公衆衛生学部の共同プログラムです。


■マヒドン大学について

マヒドン大学は、タイにおける医学教育を牽引する大学であり、公衆衛生学について国内で初めて専門的に取り組み始めた学術機関です。

ビジョン:
 2021年までにヘルスリテラシーに精通した専門家をASEAN諸国に輩出し、各国の人々の健康を促進する

ミッション:
 1. ヘルスリテラシーに精通した専門家になることにより、成果に基づく公衆衛生教育を提供する
 2. 公衆衛生教育、統合的かつ革新的な研究、健康と長寿および人類の発展を促進し、優れた意思決定に基づく専門的な学術に基づく知見を提供するリーダーを育成する

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