【お知らせ】ユース団体がプラネタリーヘルスプロジェクトに参画(2023年7月3日)
日付:2023年7月3日
タグ: プラネタリーヘルス
アジア医学生連絡協議会日本支部(AMSA Japan: Asian Medical Students’ Association Japan)および日本国際保健医療学会学生部会(jagh-s: Japan Association for Global Health, Students Section)が、プラネタリーヘルスプロジェクトに参画することになりました。
プラネタリーヘルスは、人間の健康と環境の持続可能性を包括的に考えるアプローチです。当機構では、この視点に基づき、マルチステークホルダーと協力して現状の課題を整理し、次のアクションをまとめる試みに取り組んでいます。今回のユース団体の参画により、若者が将来の医療従事者やリーダーとして持続可能な未来を築くための取り組みに長期的な視野を取り入れるきっかけを提供するとともに、本プロジェクトの議論に新しい視点からの意見が盛り込まれることが期待されます。
■ アジア医学生連絡協議会日本支部(AMSA Japan: Asian Medical Students’ Association Japan)とは:
1980 年に菅波茂氏により設立されたアジアの医学向上のためにヒューマンネットワーク構築を目的とする学生団体。「未来のために 今繋がろう」というスローガンのもとで、医療系学生が様々な経験を通して、人との繋がりを構築する。国内の活動では、ワークショップや合宿型医療研修を実施し国内の医療系学生を繋げる活動、論文執筆、日英の広報誌”eNewsletter”の発行を行っている。国際的な活動としては、アジア圏の国との短期の交換留学、年に2回開催される国際会議への参加、所属国とのコラボイベントの開催などを行っている。
■ 日本国際保健医療学会学生部会(jagh-s: Japan Association for Global Health, Students Section)とは:
2005年に設立された学生団体。全国の国際保健に関心を持つ様々な分野の学生に対して地域格差のない情報や機会の提供を目指し、世界で活躍できる人材を育成することで、日本及び国際社会に貢献することを理念とする。グローバルヘルスに関する勉強会の企画と実施、日本国際保健医療学会学術大会への参加、新規プロジェクト「Global Health Online Book」の運営などを行っている。OBOGは国際協力機構(JICA)青年海外協力隊をはじめ、研究機関、政府機関、国際機関、非政府組織など、幅広く活躍している。
調査・提言ランキング
- 【政策提言】腎疾患対策推進プロジェクト2024「労働世代における慢性腎臓病(CKD)対策の強化にむけて」~健診スクリーニング、医療機関受診による早期発見、早期介入の重要性~(2024年10月28日)
- 【政策提言】環境と医療の融合で実現する持続可能な健康長寿社会~プラネタリーヘルスの視点を取り入れた第3期健康・医療戦略への提言~(2024年12月20日)
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【調査報告】「2023年 日本の医療の満足度、および生成AIの医療応用に関する世論調査」(2024年1月11日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【政策提言】保健医療分野における気候変動国家戦略(2024年6月26日)
- 【政策提言】持続可能な社会のための気候と健康の融合:国が決定する貢献(NDC)にプラネタリーヘルスの視点を(2024年12月9日)
- 【政策提言】肥満症対策推進プロジェクト2023「患者・市民・地域が参画し、協働する肥満症対策の実装を目指して」(2024年4月8日)
- 【政策提言】腎疾患対策推進プロジェクト 2023「患者・市民・地域が参画し、協働する腎疾患対策に向けて」政策提言・地方自治体における慢性腎臓病(CKD)対策好事例集(2024年2月14日)
- 【出版報告】医療政策の形成過程における患者・市民参画(PPI)の手引き―患者・市民と行政それぞれに求められる取り組みとその好事例(2024年3月31日)
注目の投稿
-
2024-11-25
【申込受付中】(オンライン開催)第130回HGPIセミナー「難病法施行から10年『難病と社会を繋げる~メディアと当事者家族の視点から~』」(2025年1月28日)
-
2025-01-21
【開催報告】第129回HGPIセミナー「エコチル調査からみた地球環境と人の健康の関連と今後の期待」(2024年12月23日)
-
2025-01-22
【申込受付中】HGPIサロン2025:日本の社会保障の未来を見据えて「医療・介護サービスの効率化とICT活用による生産性向上」(2025年2月14日)
-
2025-01-23
【HGPI政策コラム】(No.52)-メンタルヘルスプロジェクトより-「精神医療における患者・市民参画(PPI)と個別化精神医療アプローチ」