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【活動報告】ウェブサイト「みんなの患者・当事者参画 プラットフォーム」設立のお知らせ(2024年12月1日)

【活動報告】ウェブサイト「みんなの患者・当事者参画 プラットフォーム」設立のお知らせ(2024年12月1日)

日本医療政策機構(HGPI)は、ウェブサイト「みんなの患者・当事者参画 プラットフォーム(J-PEP: Japan’s Patient Expert Platform)」を2024年12月1日に設立いたしました。本サイトは、多様な患者・当事者が政策形成過程に持続的・効果的に参画することを支援する情報・交流プラットフォームです。患者・当事者参画を実践する幅広い関係者の皆様にご活用いただき、より良い患者・当事者参画が全国で実践されることを目指しています。


 

 

■J-PEP設立の背景

当機構では、2004年の設立以来、「市民主体の医療政策の実現」をミッションに掲げ、医療提供者、研究者、企業関係者、行政・立法関係者、そして患者・当事者を含むマルチステークホルダーの議論に基づく政策提言活動や、医療政策の政策形成過程における患者・当事者参画の支援等を行ってきました。近年では、患者・当事者としての経験の価値が広く認識され、患者・当事者の参画が推進されている一方で、参画を希望する人材の不足や、それにより参画する患者・当事者の固定化といった新たな課題が生じています。

こうした背景に鑑み、患者当事者支援プロジェクトでは、現代の社会情勢を踏まえてより効果的な患者・当事者参画の実践を推進すべく、本分野の有識者にアドバイザリーボードへご参画いただき、アドバイザリーボードメンバーでの議論や、より幅広い関係者へのヒアリングを重ねてきました。これまでいただいた意見を基に、この度、患者・当事者参画を取り巻く課題を解決し効果的な実践を支援するインフラとして、J-PEPを設立しました。

 

■J-PEPのビジョン

J-PEPは、より健全な市民社会の実現に向けて、参画に役立つ研修や参画機会に関する情報提供を行うこと、さらに、患者・当事者を中心とした関係者の交流ハブとなることで、患者・当事者の参画を支援することを目指しています。

 

■J-PEPの主な機能

J-PEPは、患者・当事者向けの公募情報、研修・イベント情報、患者・当事者個人のプロフィール情報を一元化した、患者・当事者参画を実践する関係者のための情報・交流プラットフォームです。患者・当事者や行政関係者、患者・当事者向けの研修提供者など、それぞれの立場にあわせて、様々な機能をご活用いただくことができます。

 

「患者・当事者」がJ-PEPでできること

 

「行政関係者」や「研修提供者」がJ-PEPでできること

 

■J-PEPの運営体制

J-PEPは、非営利・独立・民間の医療政策シンクタンクである日本医療政策機構が中立的な事務局となり運営しています。当機構患者当事者支援プロジェクトを通じて、アドバイザリーボードメンバーをはじめとした患者・当事者、行政関係者、研究者、企業関係者等の幅広いステークホルダーよりご協力いただいています。

 

アドバイザリーボードメンバー(敬称略・五十音順)

阿真 京子(「子どもと医療」 主宰/特定非営利活動法人日本医療政策機構 フェロー)
天野 慎介(一般社団法人全国がん患者団体連合会 理事長/一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパン 理事長)
有賀 悦子(帝京大学医学部 緩和医療学講座 教授)
池田 紫乃(ノボノルディスクファーマ株式会社 医療政策・渉外本部)
桜井 なおみ(キャンサー・ソリューションズ株式会社 代表取締役社長)
宿野部 武志(一般社団法人ピーペック 代表理事)
鈴木 和幸(ノバルティスファーマ株式会社 広報統括部ペイシェントアドボカシーグループ シニアリード)
千正 康裕(株式会社千正組 代表取締役)
前田 哲兵(前田・鵜之沢法律事務所 弁護士)
武藤 香織(東京大学医科学研究所 教授)
森田 朗(一般社団法人 次世代基盤政策研究所(NFI)代表理事/東京大学名誉教授)
山口 育子(認定NPO法人 ささえあい医療人権センター COML 理事長)
山崎 梨渚(中外製薬株式会社 渉外調査部 パブリックアフェアーズグループ)
山田 悠平(一般社団法人精神障害当事者会ポルケ 代表理事)

寄付・協賛(順不同・五十音順)

2024年11月時点

ノバルティスファーマ株式会社
ノボノルディスクファーマ株式会社

過去の寄付・協賛

サイネオス・ヘルス・コマーシャル株式会社(2023年)
中外製薬株式会社(2023年)
ノバルティスファーマ株式会社(2023年)

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