【出版報告】医療政策の形成過程における患者・市民参画(PPI)の手引き―患者・市民と行政それぞれに求められる取り組みとその好事例(2024年3月31日)

※リーフレット・ウェブ閲覧用(日本語ルビ(ふりがな)あり/なし)を公開しました。(2024年6月18日)
日本医療政策機構(HGPI)では、市民主体の医療政策の実現を目指して、医療政策の政策形成過程における患者・市民の参画を推進すべく、政策提言活動等を行ってきました。近年では、政策形成の場である行政の会議への患者・市民参画が、中央省庁だけでなく地方自治体にも広がっています。一方で、患者・市民委員を希望する人材の不足や委員の固定化といった新たな課題が生じています。こうした背景を鑑み、患者当事者支援プロジェクトでは、2023年度、多様な患者・市民が政策形成過程に参画することを促進すべく活動してきました。
この度、当機構でのこれまでの議論から「医療政策の形成過程における患者・市民参画(PPI: Patient and Public Involvement)の手引き―患者・市民と行政それぞれに求められる取り組みとその好事例」を取りまとめました。本手引きでは、政策形成過程に患者・市民が参画する意義を振り返り、その推進に向けて今後求められる取り組みを整理しました。本手引きおよびその概要版として患者・市民向けの情報を取りまとめたリーフレットの詳細は、巻末をご覧ください。
2023年度アドバイザリーボード(敬称略・五十音順)
アドバイザリーボードメンバー
阿真 京子(「子どもと医療」 主宰/特定非営利活動法人日本医療政策機構 フェロー)
天野 慎介(一般社団法人全国がん患者団体連合会 理事長/一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパン 理事長)
有賀 悦子(帝京大学医学部 緩和医療学講座 教授)
桜井 なおみ(キャンサー・ソリューションズ株式会社 代表取締役社長)
宿野部 武志(一般社団法人ピーペック 代表理事)
鈴木 和幸(ノバルティスファーマ株式会社 広報統括部 ペイシェントエンゲージメントグループ シニアリード)
千正 康裕(株式会社千正組 代表取締役/元厚生労働省企画官)
前田 哲兵(前田・鵜之沢法律事務所 弁護士/ Medical Basic Act Community 代表)
武藤 香織(東京大学医科学研究所 公共政策研究分野 教授)
森田 朗(一般社団法人 次世代基盤政策研究所(NFI) 代表理事)
山口 育子(認定NPO法人 ささえあい医療人権センター COML 理事長)
山崎 梨渚(中外製薬株式会社 渉外調査部 パブリックアフェアーズグループ)
協賛企業・団体(五十音順)
国立大学法人 政策研究大学院大学 グローバルヘルス イノベーション政策プログラム
サイネオス・ヘルス・コマーシャル株式会社
中外製薬株式会社
ノバルティスファーマ株式会社
手引き・リーフレット
手引き | リーフレット | |
ウェブ閲覧用 | 印刷用 ヨコ向き、両面印刷(短辺とじ)で印刷し、2つ折りにしてお使いください |
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