【登壇報告】第40回日本環境感染学会総会・学術集会 シンポジウム「創薬促進に向けた新しい潮流」(2025年7月10日、神奈川県横浜市)
日付:2025年8月5日
タグ: AMR
2025年7月10日、神奈川県横浜市で開催された第40回日本環境感染学会総会・学術集会にて、シンポジウム7「創薬促進に向けた新しい潮流」に日本医療政策機構 マネージャー河野結が登壇しました。
シンポジウムでは、「感染症創薬を政策として推進するために-シンクタンクの視点から」と題して、抗菌薬の創薬と研究開発の促進に向けた政策提言を紹介しました。また、ベンチャーキャピタルや機関投資家との政策対話の事例、統合報告書に求められる情報開示の在り方、資本市場が評価しやすく感染症創薬ベンチャーに馴染む指標を創出する必要性等について言及しました。さらに今後の期待として、感染制御や人獣共通感染症対策強化の観点から、医学・歯学、薬学、看護学、獣医学等のコアカリキュラム同時改定の可能性についても触れました。
本学会では「感染制御:サイエンスに高め、文化として育む」をテーマに、多様な話題が議論されました。学会40年の歴史のなかで、今回初めて感染症創薬に特化したシンポジウムが開催され、今後の本領域のさらなる発展が期待されます。
2025年は「感染症研究の推進の在り方に関する検討会報告書」を踏まえて、「感染症危機対応医薬品等の研究推進に関する有識者委員会」(文部科学省)等が集中的に開催される予定です。当機構でも、10年後やその先の感染症人材育成に向けて、大学との共同講義の場を新たに立ち上げました。政府会議体に対しても学会を含めた関係者からの積極的な情報提供が期待されます。
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