【開催報告】AMR(薬剤耐性)に関する国連総会ハイレベル会合 サイドイベント「AMRに関する世界的 アクション:UHCにおける健康長寿と持続可能性の促進」(2024年9月25日)
日付:2024年9月26日
タグ: AMR
* 岸田文雄内閣総理大臣によるビデオメッセージが首相官邸ウェブサイトに公開されました。(2024 年9月26日)
日本医療政策機構とAMRアライアンス・ジャパンは、AMR(薬剤耐性)に関する国連総会ハイレベル会合 サイドイベント「AMRに関する世界的アクション:UHCにおける健康長寿と持続可能性の促進」をアメリカ・ニューヨークで開催いたしました。
2024年9月の第79回国連総会に併せて、9月26日にAMR(薬剤耐性)に関するハイレベル会合が開催されます。2016年以来、8年振りに国連における首脳級会合の議題としてAMRが取り上げられることから、AMR対策における、これまでの日本の貢献を議論し、国際社会に発信するとともに、今後の国際連携の在り方を描く場を設けました。AMR当事者、産官学民の有識者が世界各国から集まり、活発な意見交換の場となりました。
また、本会合の開催にあたり、岸田文雄内閣総理大臣からビデオメッセージを、Dame Sally Davies 英国政府AMR特使からは書面でメッセージを頂戴いたしました。
※本会合での議論を踏まえた論点整理は、後日公開予定です。
【開催概要】
- 日程:2024年9月25日(水)14:00–16:00(現地時間)
- 会場:日本クラブ(145 West 57th Street, New York, NY 10019)※現地のみ、オンライン配信なし
- 言語:英語
- 主催:日本医療政策機構、AMRアライアンス・ジャパン
- 共催:厚生労働省
- 協力:AMR マルチステークホルダープラットフォーム、CARB-X、GARDP、Global Coalition on Aging、国際製薬団体連合会、日本国際交流センター、日本製薬工業協会
- 後援:日経・FT感染症会議
【プログラム】(敬称略・アルファベット順)
14:00-14:05 | ビデオメッセージ |
岸田 文雄(内閣総理大臣) |
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14:05-14:15 | 開会の辞 |
塩崎 恭久 (勁草日本イニシアティブ 代表理事/AMRグローバル・リーダーズ・グループ メンバー/日本国際交流センター「グローバルヘルスと人間の安全保障」運営委員会 委員長) |
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14:15-14:20 | 趣旨説明 |
河野 結(日本医療政策機構 マネージャー/AMRアライアンス・ジャパン) |
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14:20-15:20 | ラウンドテーブルディスカッション「国際社会におけるより良いAMR政策の実現に向けて – 日本からの貢献、日本への期待」 |
登壇者: |
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Peter Beyer(GARDP デピュティエグゼクティブディレクター) |
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Vanessa Carter(AMRサバイバー WHOタスクフォース 委員長、The AMR Narrative エグゼクティブディレクター) |
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Christos Christou(国境なき医師団 インターナショナル会長) |
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井上 肇(厚生労働省 大臣官房 国際保健福祉交渉官) |
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大曲 貴夫(国立国際医療研究センター 国際感染症センター センター長/国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンター センター長) |
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Kevin Outterson(ボストン大学 教授/CARB-X エグゼクティブディレクター) |
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澤田 拓子(日本製薬工業協会/塩野義製薬株式会社 取締役副会長) |
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Thanawat Tiensin(AMRマルチステークホルダープラットフォーム/国連食糧農業機関 事務局長補・首席獣医師官/国連食糧農業機関 畜産・動物衛生部 ディレクター) |
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Anna Wechsberg(英国保健省 インターナショナルディレクター) |
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モデレーター: |
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15:20-15:30 | 閉会 |
15:30-16:00 | ネットワーキング |
Message from Dame Sally Davies
AMR impacts all of us. Over 1.1million people died from AMR in 2021, and by 2050, more than 39million people will die. They could be any one of us, from anywhere in the world, although the burden falls the greatest in western sub-Saharan Africa, Tropical Latin America, high-income North America, Southeast Asia, and South Asia. That’s why this High-Level Meeting is key to driving global action and I am grateful to HGPI and the AMR Alliance Japan for corralling ambition and action, and for the crucial demonstration of support from Fumio Kishida, Prime Minister of Japan. The High-Level Meeting will put access at the heart of our action:
- Access to antibiotics, which could save 92 million lives between 2025 and 2050.
- Access to sustainable financing – we need to leverage and make accessible the financing that is already out there in multilateral streams and development banks to fund National Action Plans on AMR.
- Access to education, scaling up some of the fantastic initiatives across the world, such as AMR art and drama clubs for schools in Tanzania.
The first key step will be Member States agreeing to establish a new independent science panel on AMR, which we desperately need to assess the evidence that is out there and inform future targets and interventions. I hope the panel will be based at the UN Environment Programme HQ in Nairobi – so it can look at human, animal and environmental aspects of AMR, and be rooted where the burden of AMR is greatest. I look forward to working with you all to deliver on our commitments and making progress to stop 39 million people dying by 2050. Everyone can play a personal and professional role in how they use antibiotics, consume meat, and raise awareness. We can do it, together.
Dame Sally Davies
Special Envoy on Antimicrobial Resistance for the United Kingdom
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