【講演報告】「医療人が考えるプラネタリーヘルス」(第1回 AMSA GH勉強会、2024年6月2日、オンライン)
日付:2024年6月4日
タグ: プラネタリーヘルス
2024年6月2日に開催された第1回 AMSA GH勉強会において、日本医療政策機構の副事務局長である菅原丈二が「医療人が考えるプラネタリーヘルス」というテーマで講演を行いました。本勉強会は、6月5日の世界環境デーを前に、医療系学生がプラネタリーヘルスに対して問題意識を持ち、具体的な課題を理解し、将来的に何を目指すべきかを考える機会を提供することを目的として、アジア医学生連絡協議会日本支部(AMSA Japan: Asian Medical Students’ Association Japan)が中心に、日本国際保健医療学会学生部会(jagh-s: Japan Association for Global Health, Students Section)と連携して開催されました。
講演には約30名の学生や社会人が参加し、菅原はプラネタリーヘルスの概念、医療分野における関連課題、そして未来に向けて私たちがどのような目標を設定すべきかについて詳細に解説しました。また、学生たちが具体的なアクションを考えるきっかけとなるよう、国際保健総会などの最新の事例も交えた内容が盛り込まれました。
勉強会では、講演の後に、ブレイクアウトルームでのディスカッションを通じて、意見交換や質問を行いました。この勉強会は、プラネタリーヘルスについての理解を深めるとともに、医療系学生が今後のキャリアにおいてどのような役割を果たすべきかを考える貴重な機会となりました。
調査・提言ランキング
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【調査報告】日本の看護師を対象とした気候変動と健康に関する調査(速報版)(2024年9月11日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【政策提言】保健医療分野における気候変動国家戦略(2024年6月26日)
- 【政策提言】共生社会の実現に向けた認知症政策2024 ~認知症施策推進基本計画(素案)及び基本的施策(素案)に対するHGPIからの提言~(2024年8月13日)
- 【政策提言】女性の健康推進プロジェクト「産官学民で考える社会課題としての更年期女性の健康推進政策提言書」(2024年7月31日)
- 【調査報告】「子どもを対象としたメンタルヘルス教育プログラムの構築と効果検証」報告書(2022年6月16日)
- 【翻訳公開】「薬剤耐性(AMR)の脅威の高まりに対応するための実践的な打ち手の要求」(2024年7月3日)
- 【政策提言】「認知症施策推進基本計画策定へ、今必要な3つの視点」~誰もが、いつでも、「共に生きる」社会の実現を目指して~(2024年4月1日)
- 【調査報告】「2023年 日本の医療の満足度、および生成AIの医療応用に関する世論調査」(2024年1月11日)
注目の投稿
-
2024-09-26
【申込受付中】HGPIサロン特別編「2024年米国大統領選が日本の医療とヘルスケア政策に与える影響:米中関係と日米連携の行方」(2024年10月28日)
-
2024-10-07
【申込受付中】国際対話「地域に根付いた市民主体のAMR対策の展開に向けて-Antibiotic Smart Swedenの取組に学ぶ-」(2024年10月25日)
-
2024-10-07
【申込受付中】プラネタリーヘルス専門家会合 未来の医療を築く:GGHHとともに考える持続可能で強靭なヘルスシステムのビジョン(2024年11月5日)
-
2024-10-09
【申込受付中】HGPIサロン特別編「パートナーシップで感染症対策を乗り越える-抗菌薬の製造技術移転の事例を中心に」(2024年10月21日)
-
2024-10-09
【申込受付中】(オンライン開催)第128回HGPIセミナー「乳がん診療からみる、医療格差の捉え方」(2024年10月29日)