【申込受付中】HGPIサロン特別編「2024年米国大統領選が日本の医療とヘルスケア政策に与える影響:米中関係と日米連携の行方」(2024年10月28日)
2024年の米国大統領選挙は、世界中の政治、経済、安全保障に大きな影響を及ぼす重要なイベントです。特に日本にとって、アメリカの政治動向は経済、安全保障、そして医療政策に直結する影響を持つため、今後の展望を理解することが重要です。本HGPIサロン特別編では、アジア・グループのマネージング・パートナーであり、元米国国務省の外交官として30年以上の経験を持つKurt Tong大使をお迎えし、米国大統領選挙の結果が日本の医療政策およびヘルスケアビジネスに与える影響について、専門的な視点から解説していただきます。
アメリカ政治が大きく揺れ動く中、第2次トランプ政権とハリス政権になった場合をそれぞれ想定し、予想される政策傾向や政権の顔ぶれなどについて紹介し、日米関係への影響について掘り上げてお話しします。
さらに、米国議会でバイオセキュア法案が審議される中、新しい大統領の対中政策がどのように日本の医療政策とヘルスケアビジネスに影響を与えるかについても検討します。現在、米中は「疑似冷戦」とも言える経済的相互依存と軍事的緊張のバランスを保ちながら競争を続けています。米国の対中政策が強硬姿勢を維持する場合、中国市場へのアクセス制限や技術規制が強化され、日本の医療産業にも波及効果が生じる可能性があります。逆に、協調的な政策が取られる場合には、日本にとっても安定的な経済環境が期待されるでしょう。
日米関係においては、経済安全保障や健康安全保障の分野での協力が一層求められています。特に日本は、米国との連携を深めることで、自国の医療政策におけるイノベーション促進や市場参入の壁を低くするための重要な機会を得ることができます。また、日米間の貿易摩擦の最小化と政策対話の強化は、ヘルスケアビジネスにとっても安定した環境を提供するための鍵となるでしょう。
本HGPIサロン特別編では、これらの複雑な国際情勢を踏まえ、日本がどのようにして米国の政治変動に対応し、自国の経済および医療政策を強化するかについて、Kurt Tong大使の豊富な経験と洞察を基に、実践的な議論を展開します。日本の医療政策およびヘルスケア業界における今後の戦略策定に資する貴重な機会となることを目指しています。
【開催概要】
- 登壇者:Kurt Tong 氏(アジア・グループ マネージング・パートナー)
- 日時:2024年10月28日(月)16:00-17:30
- 形式:対面のみ(後日個人賛助会員の方限定でアーカイブ配信予定)
- 会場:Global Business Hub Tokyo(〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ3階)
- 言語:英語のみ(同時通訳はありません)
- 参加費:無料
- 共催:アジア・グループ
- 定員:80名(応募者多数の場合抽選)
■プロフィール
Kurt Tong 氏(アジア・グループ マネージング・パートナー)
Kurt Tongは、アジア・グループのマネージング・パートナー兼エグゼクティブ・コミッティのメンバーであり、日本、中国、香港、東アジア地域の政策に焦点を当てたコンサルティング・チームを率いている。また、同社の革新的なソート・リーダーシップ・プログラムも主導している。東アジアにおける外交・経済問題の第一人者であるTong大使は、外務官僚および上級外交官として国務省で30年の経験を積んでいる。
・申込み締切:2024年10月17日(木)
「お申込みはこちら」ボタンよりお名前、メールアドレスなどの必要事項を入力ください。
お申込み後に、申込完了メールが届きます。メールが届かない場合は、お手数ですが当機構事務局まで、メール(info@hgpi.org)またはお電話(03-4243-7156)にてご連絡ください。
・当選のご連絡:2024年10月18日(月)中にお知らせ
本イベントは対面のみの開催で会場のお席が限られているため、お申込みをいただいた後、当機構にて厳選なる抽選の後、ご参加いただける方にお知らせいたします。
※個人賛助会員の方は、優先的にご案内いたします。
※個人賛助会員ご寄附のお申し込みはこちらから
【プログラム】(敬称略)
16:00-16:05 開会の挨拶
乗竹 亮治(日本医療政策機構 代表理事・事務局長)
16:05-17:05 講演
Kurt Tong(アジア・グループ マネージング・パートナー)
17:05-17:30 質疑応答
調査・提言ランキング
- 【調査報告】日本の看護師を対象とした気候変動と健康に関する調査(速報版)(2024年9月11日)
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【政策提言】共生社会の実現に向けた認知症政策2024 ~認知症施策推進基本計画(素案)及び基本的施策(素案)に対するHGPIからの提言~(2024年8月13日)
- 【政策提言】「認知症施策推進基本計画策定へ、今必要な3つの視点」~誰もが、いつでも、「共に生きる」社会の実現を目指して~(2024年4月1日)
- 【政策提言】保健医療分野における気候変動国家戦略(2024年6月26日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【政策提言】女性の健康推進プロジェクト「産官学民で考える社会課題としての更年期女性の健康推進政策提言書」(2024年7月31日)
- 【翻訳公開】「薬剤耐性(AMR)の脅威の高まりに対応するための実践的な打ち手の要求」(2024年7月3日)
- 【政策提言】腎疾患対策推進プロジェクト 2023「患者・市民・地域が参画し、協働する腎疾患対策に向けて」政策提言・地方自治体における慢性腎臓病(CKD)対策好事例集(2024年2月14日)
- 【調査報告】「子どもを対象としたメンタルヘルス教育プログラムの構築と効果検証」報告書(2022年6月16日)
注目の投稿
-
2024-07-03
【翻訳公開】「薬剤耐性(AMR)の脅威の高まりに対応するための実践的な打ち手の要求」(2024年7月3日)
-
2024-09-26
【開催報告】AMR(薬剤耐性)に関する国連総会ハイレベル会合 サイドイベント「AMRに関する世界的 アクション:UHCにおける健康長寿と持続可能性の促進」(2024年9月25日)
-
2024-09-26
【申込受付中】HGPIサロン特別編「2024年米国大統領選が日本の医療とヘルスケア政策に与える影響:米中関係と日米連携の行方」(2024年10月28日)
-
2024-09-27
【HGPI政策コラム】(No.48)-患者当事者支援プロジェクトより-第77回世界保健総会における社会参加に関する決議
-
2024-10-01
【開催報告】患者・当事者向け会員制ウェブサイト「みんなの患者・当事者 参画プラットフォーム」 オンライン説明会(2024年9月6日)