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【開催報告】女性の健康推進プロジェクト「産官学民で考える社会課題としての更年期女性の健康推進」アドバイザリーボード会合(2024年1月15日)

【開催報告】女性の健康推進プロジェクト「産官学民で考える社会課題としての更年期女性の健康推進」アドバイザリーボード会合(2024年1月15日)

日本医療政策機構は、2024年度女性の健康推進プロジェクト アドバイザリーボード会合を2024年1月15日(月)に開催いたしました。なお、本会合での議論や各調査を踏まえた政策提言書は、2024年3月公開予定です。

当機構では、2005年より働く女性の健康推進や少子化に関する政策提言の他、大学生や企業向けの健康教育プログラムの開発、若年層向け助産師相談プラットフォームの構築等、セクシャルヘルス・リプロダクティブヘルス課題に主軸を置いた活動を実施しています。
近年、女性の健康に関する様々な施策が推進し、包括的な政策推進が期待できる状況ではありますが、中高年女性の健康課題、特に更年期症状に関する社会的な理解や施策は未だ十分ではないと考えています。また、2023年6月に発表された「女性版骨太の方針」に、プライム上場企業における女性役員比率を30%以上にすることを目標とする計画も盛り込まれていますが、女性活躍推進は健康増進と表裏一体であるべきにも関わらず、しばしば健康が置き去りにされてきており、45歳~55歳前後の、まさに役員世代に当てはまる女性の更年期の健康課題に向き合うことは必須であり、さらなる社会的認知の強化や支援策が必要であると考えています。

本アドバイザリーボード会合では、当分野における産官学民の専門家、オピニオンリーダーにお集まりいただき、当機構が事前に行った調査や企業独自の取組み、働く女性当事者の声ヒアリングから整理された3つの論点(医療提供体制、医療人材、産業保健)における課題と解決策について、議論を行いました。

 

【開催概要】

  • 日時:2024年1月15日(月)14:00 – 16:00
  • 形式:ハイブリッド(対面・オンライン(Zoomミーティング))

アドバイザリーボードメンバー(五十音順、敬称略)

小川 真里子(東京歯科大学市川総合病院 産婦人科 准教授)
川島 恵美(株式会社Keep Health 代表取締役)
川本 和江(ライオン株式会社 人材開発センター健康サポート室)
佐々木 成代(ライオン株式会社 ビジネス開発センター 統括室 ビジネスインキュベーション室)
白駒 伸春(日本航空株式会社 ウエルネス推進部 統括マネジャー)
寺内 公一(東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 茨城県地域産科婦人科学講座 教授)
新田 真弓(日本赤十字看護大学 母性看護学・国際保健助産学 教授)
三羽 良枝(女性の健康とメノポーズ協会 理事長)
若槻 明彦(前日本女性医学学会 理事長/愛知医科大学 産婦人科学講座 主任教授)

オブザーバー

青栁 光葉(経済産業省 経済産業政策局 経済社会政策室 係長)
室 紗貴(経済産業省 商務情報政策局 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 室長補佐)

協賛(五十音順)

アステラス製薬株式会社
国立大学法人 政策研究大学院大学 グローバルヘルス・イノベーション政策プログラム
富士製薬工業株式会社

 

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