【開催報告】「予防接種・ワクチン政策の確実な進展と実践に向けた次のアクション」ワーキンググループ2「コミュニケーション」会合(2022年3月14日)
日付:2022年4月6日
タグ: 予防接種・ワクチン
日本医療政策機構は、2022年3月14日に「予防接種・ワクチン政策の確実な進展と実践に向けた次のアクション」ワーキンググループ2「コミュニケーション」会合を開催いたしました。
日本における予防接種・ワクチン政策は、乳児期、幼児期、児童期、思春期、青年期、壮年期、老年期などのライフステージのうち、乳児期、幼児期、および児童期を中心に展開され、国民の健康や生活の質の向上に貢献してきました。一方で、国際的には人生の段階を考慮したライフコースアプローチによるワクチン接種が、健康維持に寄与するだけでなく、社会経済的な利益を生み出すという科学的な根拠が蓄積されています。また、日本においても、ヒトパピローマウィルス感染症や高齢者用肺炎球菌の予防接種など、対象が変化してきています。
本会合では、社会の変化、対象の人々に合わせた効果的・効率的な予防接種・ワクチン政策のコミュニケーションのあり方について、その課題と打ち手について議論を深めました。
なお、会議は新型コロナウイルス対策を鑑み、WEB会議システムによって行われました。
■2021年度アドバイザリーボード ワーキンググループ2(敬称略・欠席者を除く・五十音順)
メンバー:
- 阿真 京子(「子どもと医療」プロジェクト代表)
- 市川 衛(スタンフォード大学 客員研究員/メディカルジャーナリズム勉強会 代表/広島大学 医学部 客員准教授/READYFOR 株式会社 基金開発・公共政策室長)
- 梅山 裕子(武田薬品工業株式会社 グローバルワクチンビジネスユニット ガバナンス&オペレーショナルエクセレンス部)
- 木下 喬弘(みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト 副代表/CoV-Navi(こびナビ) 副代表)
- 小池 智子(慶應義塾大学 看護医療学部/大学院健康マネジメント研究科 准教授)
- 齋藤 あや(新潟大学大学院 保健学研究科 保健学専攻 准教授)
- 田中 幹人(早稲田大学大学院 政治学研究科 ジャーナリズム・コース 教授/早稲田大学政治経済学術院 教授)
- 中谷 牧子(特定非営利活動法人 VPDを知って、子どもを守ろうの会 事務局)
司会・進行・モデレーター:
- 菅原 丈二(日本医療政策機構 マネージャー)
■関連する項目
2021年11月4日 「予防接種・ワクチン政策の確実な進展と実践に向けた次のアクション」ワーキンググループ5 ワクチン研究開発に関する 第1回会合
2022年1月17日 「予防接種・ワクチン政策の確実な進展と実践に向けた次のアクション」ワーキンググループ5 ワクチン研究開発に関する 第2回会合
2022年3月9日 「予防接種・ワクチン政策の確実な進展と実践に向けた次のアクション」ワーキンググループ1「ライフコースアプローチ」会合
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