【開催報告】「予防接種・ワクチン政策の確実な進展と実践に向けた次のアクション」ワーキンググループ5 ワクチン研究開発に関する 第1回会合(2021年11月4日)
日付:2021年11月18日
タグ: 予防接種・ワクチン

日本医療政策機構は、2021年11月4日に「予防接種・ワクチン政策の確実な進展と実践に向けた次のアクション」ワーキンググループ5 ワクチン研究開発に関する 第1回会合を開催いたしました。
本会合では、新型コロナウイルス感染症のパンデミック下で浮き彫りとなった、日本のワクチン研究開発体制の課題や、新しい感染症の確認から100日以内にワクチンを開発することを目指すG7で合意された「100日ミッション(100 days mission)」に向けて求められる、平時の研究開発体制の整備等について、議論を深めました。経済合理性が低く、企業へのインセンティブが働きづらいワクチンの研究開発を進めるために、産官学民それぞれに求められる解決策について活発な議論を行いました。
なお、会議は新型コロナウイルス対策を鑑み、WEB会議システムによって行われました。
■2021年度アドバイザリーボード ワーキンググループ5(敬称略・五十音順)
メンバー
石井 健(東京大学 医科学研究所 ワクチン科学分野 教授/同研究所 国際ワクチンデザインセンター センター長)
今川 昌之(一般社団法人 日本ワクチン産業協会 理事長/武田薬品工業株式会社 グローバルワクチンビジネスユニット日本ワクチン事業部 事業部長(兼務)日本メディカル・渉外統括部長)
笠貫 宏(早稲田大学 特命教授/早稲田大学医療レギュラトリーサイエンス研究所 顧問)
園田 憲悟(KMバイオロジクス株式会社 研究開発本部製品開発部 部長)
長谷川 秀樹(国立感染症研究所 インフルエンザ・呼吸器系ウイルス研究センター長)
松浦 善治(大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER)拠点長)
松本 愼次(欧州製薬団体連合会(EFPIA)日本支部 ワクチン部会長)
宮入 烈(浜松医科大学小児科学講座 教授)
山岸 義晃(大阪大学医学部附属病院未来医療開発部未来医療センター 特任准教授)
オブザーバー
荒木 康弘(医薬品医療機器総合機構 ワクチン等審査部長)
司会・進行・モデレーター
菅原 丈二(日本医療政策機構 マネージャー)
開催趣旨説明
乗竹 亮治(日本医療政策機構 理事・事務局長/CEO)
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