【活動報告】コネクティング・クライメート・マインズ 第2回ダイアログ・セッション(2023年10月24日)
日付:2023年11月13日
タグ: プラネタリーヘルス
コネクティング・クライメート・マインズ(CCM: Connecting Climate Minds)による東アジア・東南アジアの地域招集、第2回ダイアログ・セッションが実施されました。日本医療政策機構(HGPI)副事務局長の菅原丈二とプログラムスペシャリストの五十嵐ナーヤ ハーパーは、地域共同招集者(Regional Co-Convenor)として参加し、グループディスカッションのファシリテーターを務めました。
第2回ダイアログ・セッションでは、地域から67名の参加者が参加し、第1回ダイアログ・セッションで出たテーマについて意見を交換しました。セッション中に行われた2つのブレイクアウト・セッションでは、参加者が研究と行動課題の「方法」について貴重な洞察を提供し、「研究を通じた知識の創造」と「エビデンスに基づく政策と行動の育成」という2つのテーマのもと、研究を実施し、エビデンスを行動に移すために何が必要かを議論しました。
議論の中で出てきた課題には、政治的干渉、データの入手しやすさ、一般市民の認識と信頼、メンタルヘルスに対する偏見、優先事項の競合、資源の制約、変化への抵抗などがありました。気候変動とメンタルヘルスとの関係の理解には多くのギャップがありますが、このトピックに関する知識が深まるにつれ、気候変動がメンタルヘルスに与える影響に関する新たな概念をよりよく理解するために、これだけにとどまらず焦点を拡大することは有益となるでしょう。
気候変動とメンタルヘルスのための研究と行動を形成するために、次の課題は、ダイアログで得られた知見を活用し、研究者がコミュニティのニーズを理解し、この分野での行動を提唱し、資金調達を促進するために利用することです。この研究は、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC: United Nations Framework Convention on Climate Change)による第28回締約国会議(COP28)のような世界的な政策提言の場で、研究者や資金提供者とともに共有されます。
コネクティング・クライメート・マインズを通じて、コミュニティは成長を続け、ケーススタディや生活体験談が共有され、収集されたすべてのリソースや情報をグローバルなオンラインハブに保存する準備が進められています。
■コネクティング・クライメート・マインズについて
コネクティング・クライメート・マインズは、ウェルカム・トラストの資金提供によるグローバルなイニシアチブであり、研究、政策、デザイン、実体験などの専門知識を世界中から集めています。このプロジェクトは気候変動とメンタルヘルスの関連を持つグローバルおよび地域コミュニティの招集者による研究と行動のアジェンダを開発することを目的としております。
コネクティング・クライメート・マインズの活動に関する詳細はこちらを、各地域における実践事例の詳細はこちらをご覧ください。
調査・提言ランキング
- 【政策提言】薬剤耐性(AMR)対策の更なる推進に向けて(2026年7月15日)
- 【政策提言】難聴プロジェクト「ライフコースを通じた切れ目のない難聴対策の実現に向けた政策提言ーすべての人が適切な聴覚ケアにアクセスできる社会の構築を目指してー」(2026年7月30日)
- 【政策提言】共同声明「地球と人の健康を同時に守る~気候危機を健康・経済・成長の『機会』に変える日本型プラネタリーヘルス戦略~」(2026年6月24日)
- 【政策提言】「研究開発への患者・市民参画(PPI)の実効性ある推進に向けて―疾患横断・省庁横断の体制整備に期待する―」(2026年6月30日)
- 【調査報告】CKD 診療における診療科間連携の実態と課題把握のためのヒアリング調査(2026年6月30日)
- 【お知らせ】UHC2030「2027年 国連UHCハイレベル会合に向けたタスクフォース」に参画(2026年7月6日)
- 【政策提言】慢性腎臓病(CKD)の早期発見・早期介入における確かな政策実装に向けて(2026年7月31日)
- 【調査報告】医療機関の省エネ・温室効果ガス排出削減事例集― 施設更新(新築・建て替え)に伴う実践事例 ―(2026年3月16日)
- 【調査報告】2025年 日本の医療に関する世論調査(2025年3月17日)
- 【調査報告】2026年 日本の医療に関する世論調査(2026年2月13日)
注目の投稿
-
2026-07-21
【お知らせ】第2回「黒川清賞」受賞者を発表
-
2026-07-22
【申込受付中】プラネタリーヘルスアカデミー第2期(2026年9月開講)
-
2026-07-31
【政策提言】慢性腎臓病(CKD)の早期発見・早期介入における確かな政策実装に向けて(2026年7月31日)
-
2026-08-05
【申込受付中】(オンライン開催)第4回J-PEPセミナー「日本のPPIの歴史と私のPPI」(2026年9月30日)
-
2026-08-07
【政策提言】循環器病プロジェクト「循環器病の早期発見・早期介入に向けた健診の実効性向上をめざしてー働く世代の健診後の受療行動に関する調査を踏まえー」(2026年8月7日)



