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【開催報告】腎疾患対策推進プロジェクト「患者・市民・地域が参画し、協働する腎疾患対策に向けて」2023年度アドバイザリーボード会合(2023年9月20日)

【開催報告】腎疾患対策推進プロジェクト「患者・市民・地域が参画し、協働する腎疾患対策に向けて」2023年度アドバイザリーボード会合(2023年9月20日)

日本医療政策機構は、2023年度腎疾患対策推進プロジェクト アドバイザリーボード会合を2023年9月20日(水)に開催いたしました。

当機構では、新たな国民病となっている慢性腎臓病(CKD: Chronic Kidney Disease)政策の推進に寄与すべく、2022年より腎疾患対策推進プロジェクトを実施しています。CKD対策の必要性については、経済財政運営と改革の基本方針 2023(骨太の方針 2023)等にも盛り込まれるなど機運が高まっており、今後はさらに地域に根差したCKD政策の実装や全国均てん化が期待されます。

本アドバイザリーボード会合では、当分野における産官学民のオピニオンリーダーに日本全国からお集まりいただき、当機構が事前に行ったCKD対策に関する自治体ヒアリングから整理された下記6つの論点における課題と解決策について、議論を行いました。

論点は以下の通りです。

  • 健診から医療機関への受診勧奨、重症化予防における患者への啓発
  • 病診連携に関するかかりつけ医における啓発
  • 専門医間の連携
  • 疾病横断での連携、政策推進
  • 地方自治体におけるCKD対策の政策評価、目標値の設定
  • 自治体の好事例横展開における情報取得・共有方法

 

会合の議論を踏まえた政策提言書は2024年1月に公開予定です。

 

■アドバイザリーボードメンバー(敬称略・五十音順)

石川 祐一(茨城キリスト教大学 生活科学部 食物健康科学科 教授)
植木 浩二郎(国立国際医療研究センター病院 糖尿病研究センター長)
内田 明子(聖隷佐倉市民病院 総看護部長)
柏原 直樹(日本腎臓病協会理事長/川崎医科大学高齢者医療センター病院長・特任教授)
黒瀨 巌(日本医師会 常任理事)
宿野部 武志(一般社団法人 ピーペック 代表理事)
田村 功一(横浜市立大学医学部医学科 循環器・腎臓・高血圧内科学 主任教授)
福井 亮(東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科 講師)
向山 政志(熊本大学大学院生命科学研究部 腎臓内科学分野 教授)
守山 敏樹(大阪大学 キャンパスライフ健康支援センター 教授)
吉村 健佑(千葉大学医学部付属病院 次世代医療構想センター長 特任教授/こびナビ幹事)

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