活動報告 イベント

【申込終了】医療政策アカデミー第14期(2025年7月開講)

【申込終了】医療政策アカデミー第14期(2025年7月開講)

この度、日本医療政策機構において毎年開催をしております「医療政策アカデミー」の第14期開催が決定し、募集が開始されました。

 

受講生募集期間:2025年4月23日(水)~ 2025年5月18日(日)
開講期間:2025年7月11日(金)~ 2026年2月13日(金)


■医療政策アカデミー第14期について

「医療政策アカデミー(HPA: Health Policy Academy)」は、非営利・独立の民間シンクタンクである日本医療政策機構(HGPI)が提供する医療政策を学びたい市民向けの公開講座です。2015年の第1期開講以来第13期まで、のべ400人を超える方々が受講されました。本講座では、多様な視点から医療政策を捉えるための講義と多様なバックグラウンドを持つ受講生同士の交流・ディスカッションなど、多彩なプログラムにより医療政策初学者向けのコンテンツを提供してまいりました。
近年、医療政策に関するテキストや講座も数多く登場しており、オンライン上でも様々な意見交流やコンテンツに触れることができるようになりました。一方で、医療政策はステークホルダーによって考えも多様であり、合意形成にも難しさがあります。しかし医療を取り巻く諸システムの目指す姿は、私たちの生命・健康を支え、質の高い暮らしを送ることにあります。医療政策アカデミーでは、「市民主体の医療政策の実現」という日本医療政策機構(HGPI)のミッションに則り、受講生が日頃の立場を超えて、1人の市民として医療政策に向き合い、これからの医療政策・医療システムの姿を考える機会を提供したいと考えています。
第14期は、これまでの内容を引き継ぎつつ、より多様な医療システムのあり方も視野に入れたコンテンツも充実させ、開講いたします。政策の根幹をなす倫理・規範やエビデンスとの向き合い方といった理論面に加え、医療政策の未来を考えるコンテンツ、そして1人の市民としての社会と真剣に向き合うためのアドボカシー活動といった、多彩なテーマを取り上げます。講義カリキュラムに加え、様々なバックグラウンドの受講生との議論やグループワークを経験することで、異なる意見の表出と調整、合意形成など、実際の政策形成に必要な考え方に触れる機会にもなります。

■想定する受講対象者

  • 医療政策・公共政策を学んでみたいと思っている初学者の方
  • 患者・当事者としての活動を行っている方、またこれから活動をしようと思っている方
  • グループワークに積極的に参加できる方(※)

※グループワーク「政策提言発表」について
受講生の皆様には、最終回(第8回)において、グループで政策提言の発表を行っていただきます。受講開始直後にグループ分けを行い、約半年間、講義日以外にもグループディスカッションなどを通じて、受講生同士の議論や資料作成などの機会があります。政策提言の発表の際には、特定のステークホルダーによる提言ではなく、当機構が通常行っているように、多様なステークホルダーの意見・利益などを想定し、それらを踏まえたうえで「あるべき方向性」「政策の選択肢」を提示して頂きます。
グループワークを通じて生じた疑問には事務局スタッフが適宜相談に応じるほか、中間発表会では講師陣やHPA Alumni(後述)メンバーから講評・アドバイスを受ける機会もあります。


■受講生コミュニティ(HPA Alumni)

医療政策アカデミーの受講によって得られるものとして、カリキュラム内での学びはもちろんのこと、受講生コミュニティ「HPA Alumni」があります。HPA Alumniでは、メーリングリスト等を通じて事務局より様々な情報を提供するほか、メンバー間で自主的な勉強会の立ち上げや懇親会など、幅広いネットワークが構築されています。すでに400名近いメンバーがおり、本業での協働の機会が生まれたり、これからのキャリアデザインを相談したり、さらには社外・組織外の信頼できる仲間としてのコミュニティが広がっています。

■世話人制度について

各期、受講生の中で3~5名程度の受講生に「世話人」にご就任いただきます。毎回の懇親会企画や事務局との特別勉強会などの企画検討など、受講生コミュニティをより活性化するための役割です。ぜひ第14期のコミュニティ作りに一役買ってくださる方は、世話人のご就任も検討ください(希望される方は応募フォーム内記入欄にご回答ください)。

■開催形式

原則、会場での現地開催のみといたします。
会場:Global Business Hub Tokyo イベントフィールド
(東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ3F)
※なお、新型コロナウィルス感染症等、会場に集まることが適切ではないと事務局が判断した場合は、オンラインに切り替えることがございます。
※出席が叶わなかった方向けに、受講生限定でアーカイブ配信を実施します。
※受講生同士の相互交流も大切な機会と考えております。アーカイブ配信のみのご希望等でのお申し込みはご遠慮ください。

 

■医療政策アカデミー 第14期 開講概要

  • 期間:2025年7月~2026年2月
  • 時間:原則、毎月第2金曜日 18:30-20:45
  • 定員:30名程度
    ※講師や開催施設等の都合により、一部変更の可能性あり

■受講料

99,000円(一般)/33,000円(患者・当事者団体関係者)

※6月27日(金)受講料納入〆切
なお、受講料には参考図書およびその送料を含みます

※当講座では事務局であるHGPIのミッション「市民主体の医療政策の実現」の実現のため、「患者・当事者団体関係者」向けの特別料金を設定しております。特別料金をご希望の方は、ご応募いただく際に、ご活動の経験等について必ず応募フォームにご記入ください。記入いただいた内容は事務局にて精査し、場合によっては特別料金でのご受講がいただけない場合もございます。その際には別途ご連絡いたしますので、あらかじめご了承ください。

■申込方法

以下の申込用フォームから申し込みください。

 

日時 テーマ 講師(敬称略)
1 2025年7月11日(金)
18:30-20:45
イントロダクション 栗田 駿一郎(HGPI シニアマネージャー)
2 2025年8月8日(金)
18:30-20:45
医療政策を視る①「医療政策と倫理」 玉手 慎太郎(学習院大学法学部政治学科 教授)
3 2025年9月12日(金)
18:30-20:45
医療政策を視る②「政策決定とエビデンス」 杉谷 和哉(岩手県立大学総合政策学部 准教授)
4 2025年10月10日(金)
18:30-20:45
中間発表会 阿真 京子(HGPI フェロー)
小野崎 耕平(HGPI 理事)
5 2025年11月14日(金)
18:30-20:45

医療政策の未来①「産学連携によるウェルビーイング」

土井 理美(東京科学大学大学院医歯学総合研究科 政策科学分野 助教)
6 2025年12月12日(金)
18:30-20:45
医療政策の未来②「医療と社会の将来像」 小野崎 耕平(HGPI 理事)
7 2026年1月9日(金)
18:30-20:45
医療政策の未来③「市民社会とアドボカシー」 阿真 京子(HGPI フェロー)
8 2026年2月13日(金)
18:30-20:45
最終発表会/まとめ 阿真 京子(HGPI フェロー)
小野崎 耕平(HGPI 理事)
栗田 駿一郎(HGPI シニアマネージャー)

※ミニ勉強会
受講生の皆様は、ヘルスケア領域で多彩なご活躍・ご活動をされていらっしゃいます。受講生相互の学び合いの観点から、受講生が講師役となり、日頃のお取り組みやご知見を皆様にご紹介いただく機会を作る予定です。1時間程度、オンラインを想定し、複数回開催予定です。

■各回の流れ(例)

  • 事務連絡、イントロダクション(10分程度)
  • 講義&ワークorディスカッション(90分程度)
  • 休憩(10分程度)
  • 質疑応答(20分程度)
  • まとめ・諸連絡(5分程度)

※各講義回は、事前に指定文献(主に登壇者の著作や論文等)を予習の上、ご参加いただきます。

■開講までの流れ

受講生募集開始 2025年4月23日(木)
受講生募集〆切 2025年5月18日(日)
選考結果通知 2025年6月2日(月)
受講料納入〆切 2025年6月27日(金)(所属先からの直接のお支払いなど、日程の調整が必要な場合はお申し出ください)
第1回講義 2025年7月11日(木)

 

イベント一覧に戻る
PageTop