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【申込受付中】日豪オンラインラウンドテーブルディスカッション「こども・若者のメンタルヘルスへのソーシャルメディアの影響と、ソーシャルメディアの社会での活用の在り方」(2025年5月23日)

【申込受付中】日豪オンラインラウンドテーブルディスカッション「こども・若者のメンタルヘルスへのソーシャルメディアの影響と、ソーシャルメディアの社会での活用の在り方」(2025年5月23日)

日本医療政策機構は、「こども・若者のメンタルヘルスへのソーシャルメディアの影響と、ソーシャルメディアの社会での活用の在り方」をテーマに、日豪のマルチステークホルダーを招いたラウンドテーブルディスカッションを開催します。

近年、世界的にこども・若者のメンタルヘルスの悪化が深刻な課題となっています。日本では2024年に小中学生の自殺者数が過去最多を記録し、オーストラリアでも若年層の約2割が強い心理的苦痛を抱えているとされています。こうした状況の中、ソーシャルメディアがメンタルヘルスに与える影響への関心が高まり、そのリスクと利点の両面を踏まえた慎重な議論が求められています。

このような状況に対し、各国は異なる政策上の対応をとっています。オーストラリアでは、16歳未満のソーシャルメディアの利用を原則禁止とする法案が可決される一方、日本では事業者の自主的対応や相談体制の整備を進めており、共存を前提とした施策が取られています。今後、若者がソーシャルメディアの利点を享受しつつ、リスクを最小限に抑えるために最適な取り組みを進めていくには、現時点での限られた科学的根拠を踏まえつつ、教育・医療・心理といった多様な分野の関係者による議論と連携が不可欠です。

本ラウンドテーブルでは、こうした異なるアプローチをとる日本とオーストラリアから、政策・研究関係者、そして当事者を含む多様な立場の方々をお招きします。先行するオーストラリアの取り組みも参考にしつつ、最新の政策や研究動向、科学的根拠、そして実践的な知見に基づき分野横断的な視点から議論を深めます。

 

【開催概要】

    • 日時:2025年5月23日(金)16:45-18:15 JST|17:45-19:15 AEST
    • 形式:オンライン(Zoomウェビナー)
    • 言語:日本語・英語 (同時通訳あり)
    • 参加費:無料
    • 主催:特定非営利活動法人 日本医療政策機構

     

    【プログラム】(敬称略、順不同)

    16:45-16:50 開催趣旨説明
    16:50-17:05 プレゼンテーション1「豪州のソーシャルメディア規制について(仮)」
    Jasmine Fardouly(シドニー大学 心理学部 講師)
    17:05-17:20 プレゼンテーション2「日本のソーシャルメディアの若者への影響への対応とその課題・展望(仮)」
    竹内 和雄(兵庫県立大学 環境人間学部 教授)
    17:20-18:05 ラウンドテーブルディスカッション
    参加者:
    土肥 潤也(特定非営利活動法人 わかもののまち代表理事)
    藤川 大祐(千葉大学 教育学部 教授)
    竹内 和雄(兵庫県立大学 環境人間学部 教授)
    曽良 一郎(神戸大学 医学研究科 デジタル精神医学部門 特命教授)
    Jasmine Fardouly(シドニー大学 心理学部 講師)
    Susan M Sawyer(メルボルン大学 医学部 思春期保健分野 主任 兼小児医学 教授)
    日本のユース世代の当事者
    オーストラリアのユース世代の当事者
    産業界からの代表者(グーグル合同会社)

    モデレーター:
    鈴木 秀(日本医療政策機構 シニアアソシエイト)
    18:05-18:15 質疑応答

     

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