日本医療政策機構は、2023年2月18日に「医療政策サミット2023～地球規模で再考する保健医療システム～」を開催しました。

医療政策サミット2023では、人新世（Anthropocene）的課題が健在化している現代において、地球規模で再考する保健医療システムと題して、「地球規模で再考する感染症対策（セッション1）」「マルチステークホルダーで再考する保健医療システム（セッション2）」の二軸から議論を深めました。それぞれのセッションは、各ステークホルダーによる発表を経て、参加者によるラウンドテーブルディスカッションを実施しました。

【開催概要】

• 日時：2023年2月18日（土）13:30-17:30
• 会場：帝国ホテル 孔雀の間
• 言語：日本語および英語（同時通訳あり）

 

【プログラム】

13:30-13:40　開会の辞

• 大島 一博（厚生労働事務次官）

 

13:45-13:55　趣旨説明

• 乗竹 亮治（日本医療政策機構 理事・事務局長／CEO）

 

14:00-15:30　セッション1「地球規模で再考する感染症対策」

パネリスト：

• 磯 博康（国立国際医療研究センター 国際協力局 グローバルヘルス政策研究センター センター長）
• 氏家 無限（国際感染症センタートラベルクリニック医長／予防接種支援センター長）
• 江副 聡（外務省 国際保健戦略官／内閣官房 健康・医療戦略室参事官）
• 大曲 貴夫（国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 理事長特任補佐／国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 国際感染症センター長･同科長／感染症内科医長 併任）
• 尾﨑 治夫（公益社団法人 東京都医師会会長／医療法人社団順朋会 おざき内科循環器科 クリニック院長／順天堂大学 医学部 循環器内科 非常勤講師）
• 神谷 元（国立感染症研究所感染症疫学センター 予防接種総括研究官／実地疫学研究センター FETPファシリテーター）
• 菅井 基行（国立感染症研究所 薬剤耐性研究センター センター長）
• 武見 敬三（参議院議員）
• 田沼 順子（国立国際医療研究センターエイズ治療・研究開発センター医療情報室長）
• 野村 周平（慶應義塾大学医学部 医療政策・管理学教室 特任准教授／世界の疾病負荷研究 （GBD）科学評議会議員）
• 橋爪 真弘（東京大学大学院 医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策学分野 教授）
• 山本 尚子（国際医療福祉大学大学院 特任教授／前 世界保健機関（WHO） UHC／ヘルシー・ポピュレーションズ担当事務局長）

モデレーター：

• 菅原 丈二（日本医療政策機構 シニアマネージャー）

 

15:40-17:10　セッション2「マルチステークホルダーで再考する保健医療システム」

パネリスト：

• 天野 慎介（一般社団法人 全国がん患者体連合会 理事長）
• 安藤 伸樹（全国健康保険協会 理事長）
• 五十嵐 中（公立大学法人横浜市立大学 医学群（健康社会医学ユニット）准教授／東京大学大学院 薬学系研究科 医薬政策学 客員准教授）
• 今枝 宗一郎（衆議院議員）
• 伊原 和人（厚生労働省 保険局 保険局長）
• 小黒 一正（法政大学 経済学部 教授）
• 香取 照幸（上智大学 総合人間学部社会福祉学科 教授）
• 権丈 善一（慶應義塾大学 商学部 教授）
• 三ッ林 裕巳（衆議院議員／衆議院厚生労働委員長）

モデレーター：

• 乗竹 亮治（日本医療政策機構 理事・事務局長／CEO）

 

17:15-17:30　閉会の辞

• 黒川 清（日本医療政策機構 代表理事）

 

主催：特定非営利活動法人 日本医療政策機構
協賛：ギリアド・サイエンシズ株式会社、国立大学法人 政策研究大学院大学 グローバルヘルス・イノベーション政策プログラム
後援：厚生労働省、文部科学省

（写真：井澤 一憲）