【申込終了】グローバルヘルス・エデュケーション・プログラム2024(2024年5月1日)
日付:2024年5月1日
タグ: グローバルヘルス
※申込受付を締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。(2024年5月13日)
日本医療政策機構(HGPI: Health and Global Policy Institute)は、グローバルヘルス・エデュケーション・プログラム(G-HEP: Global Health Education Program)2024の参加者の募集を開始いたしました。
本プログラムは「プラネタリーヘルスの課題に取り組む若手リーダーの国際交流プログラム」と題し、エモリー大学ロリンス公衆衛生大学院、マヒドン大学公衆衛生学部との共催で各国の若手リーダーを集い、タイや長崎県でのフィールドワークなどを通してグローバルヘルスへ取り組む人材の育成を行います。ご関心のある学生、社会人の皆さまはふるってご応募願います。
参加をご希望の方は、募集要項をご確認の上、2024年5月12日(日)23:59(日本時間)までに、本ページ下の「応募はこちら」ボタンより申込フォーム(Googleフォーム)に必要事項をご記入し、お申し込みください。
なお、本プログラムの内容やスケジュールは変更の可能性があります。
※「実施要項」を更新いたしました。
■概要
気候変動、生物多様性の損失及び環境汚染は、21世紀の世界が直面する地球規模の脅威です。また、人間の活動は、気候、海洋、生物圏などの自然システムに前例のない地球規模の変化を引き起こすのみならず、現在、人間自身の健康に影響を及ぼしています。このため、人間の健康、環境、社会システムを一体として守る、プラネタリーヘルスという視点に基づいた活動が国内外でますます求められています。特に、アメリカや日本は国内外での気候変動対策をリードする立場として、タイは資源が有限の中でもその取り組みを促進し知見を有している立場として、国や分野を超えた協働が不可欠です。
本企画では、国を超えて解決すべきプラネタリーヘルスの課題について、日本、アメリカ、タイの様々なバックグラウンドを有する若者を対象とし、プログラムを通じた相互理解・協働により将来グロ-バルに活躍する人材を育成するとともに、課題解決のための具体的な提案を政策提言としてとりまとめ、国内外に向けて発信を行います。
■目的
本プログラムを通して、公衆衛生やグローバルヘルスに関する知識や問題解決手法の取得、分野を横断した人材ネットワークや信頼関係の構築を通じて、グローバルヘルス課題解決に従事する人材養成を行います。参加者同士の相互理解を深め、将来のキャリア設計へのモチベーションに寄与する有意義な体験の取得を目指します。
■実施要項
期間:2024年6月から2024年11月まで
場所:オンライン、バンコク(タイ)、長崎県(日本)
プログラムの内容とスケジュール(予定):
プログラムは約6ヶ月間、4つのフェーズで構成されます。
2024年6月-7月 | フェーズ 1:講義 | アメリカ、日本、タイのプラネタリーヘルスの専門家等によるオンライン講義。 |
2024年7月 | フェーズ 2:ケーススタディの策定 | 各ケーススタディについて学び、実施するフィールドワークを決定。アカデミック・メンターとのミーティングと計画をする。 |
2024年8月-10月 | フェーズ 3:タイでのフィールドワークと政策提言の策定 | 8月にタイで1週間のフィールドワークを行い、現地のステークホルダーと会い、データを収集する。データ収集後、グループに分かれてデータを分析し、政策提言を策定する。 |
2024年11月 | フェーズ 4 :日本・長崎県でのフィールドワークと政策提言の発表 | 日本・ 長崎県にてフィールドワークを行い、最終成果物について発表をしあう。 |
「フェーズ1」および「フェーズ2」は、6月中旬から7月末までの毎週水曜日 10:00-12:00に実施を予定しております。
「フェーズ3」のタイ・バンコクでのフィールドワークは8月初旬で実施予定です。
フィールドワーク以降は各グループでスケジュールを調整をし、打ち合わせを設定していただきます。
「フェーズ4」の長崎県でのフィールドワークは11月下旬に実施を予定しています。
※なお、状況により変更が生じる可能性があります。
■募集人数
4名
(日本からの参加者4名、アメリカから4名、タイから4名、合計12名の予定)
■応募資格
下記のいずれかに該当し、英語を使用してディスカッションを行うことが出来る者
・グローバルヘルス、プラネタリーヘルス、公衆衛生、および疫学などの分野に興味のある大学生・大学院生(日本国籍以外の留学生、海外の大学/大学院に所属する日本人学生も含む)
・上記の分野で実務経験を有する若手人材(研究者、医療者、関連分野で働く社会人など)
※過去に当機構主催のグローバルヘルス・サマープログラム(GHSP: Global Health Summer Program)、グローバルヘルス・エデュケーション・プログラム(G-HEP)に参加された方は応募できません。
■選考
選考は、書類審査と面接により行われます。応募フォーム(日本語もしくは英語)をご提出いただき、英語能力と設問への回答をもとに選考いたします。
■選考方法と結果連絡
1) 一次選考(書類選考)
Googleフォームより、各設問とエッセイ課題への回答、及び履歴書(WordもしくはPDF)をお送りください。
エッセイのテーマは以下のとおりです。
(A) アジアに影響を及ぼすプラネタリーヘルスに関する課題のうち、地球規模で解決すべき問題をいくつか挙げ、実例を使って議論しなさい。
回答にあたっては、以下の点を考慮してください。(1000文字以内)
・課題において、日本またはあなたの出身国に期待されるリーダーシップと貢献
・課題解決に必要な多国間・多セクター間アプローチ(協働)、官民連携など
・問題解決プロセスにおいて予想される課題
(B) このプログラムに応募する理由と、このプログラムがあなたの将来のキャリアゴールに対してどのように役立つのかを説明してください。(1000文字以内)
(C) このプログラムにどんなことを期待していますか。プログラムを通して何を得たいと考えていますか。(1000文字以内)
一次選考合格者には、2024年5月16日(木)までにメールで通知します。
2)二次選考(オンライン面接)
2024年5月20日(月)から24日(金)に面接を行います。面接はZoomを使用したオンラインで、時間は30分程度、時間は10:00-18:00のいずれかを予定しています。面接の日程が合わない応募者については別途調整いたしますので、一次選考時にご都合をお知らせください。
3)最終選考発表
2024年5月29日(水)までに最終結果をメールにてお知らせいたします。
■参加費
参加費:80,000円(中低所得国の留学生は40,000円)。
合格者は、2024年5月末日までに銀行振込にて参加費を納入してください(正確な期日はメールにてお知らせします)。
なお、合格発表後のキャンセルはキャンセル料が発生しますのでご注意ください。
参加費に含まれるもの
・東京(日本)-バンコク(タイ)、東京(日本)-長崎県(日本)間の往復航空運賃
・フィールドワーク費用(ホテル代、国内交通費、バンコク・長崎県でのグループ食事代)
参加費に含まれないもの
・パスポート、ビザ代
・東京の空港(羽田もしくは成田)からご自宅までの国内交通費
・個人的な食事、個人的な旅行、お土産
・海外旅行保険
■パスポートについて
日本のパスポートをお持ちの方は入国査証(ビザ)は不要ですが、国際条約により、パスポートの有効期限がタイ到着日より6ヶ月以上あり、未使用ページが2ページ以上ある必要があります。
*日本のパスポートをお持ちでない方は、事前にご確認ください。
■ビザについて
国籍によりタイ入国査証(ビザ)が必要です。ビザ申請には時間がかかる場合があります。手続きに時間がかかる場合がありますので、合格通知受領後、速やかに手続きを開始してください。日本のパスポートをお持ちの方は、査証(ビザ)は不要です。
■応募締切
2024年5月12日(日)23:59 (日本時間)
■共催・事務局
日本医療政策機構(HGPI)
エモリー大学ロリンス公衆衛生大学院
マヒドン大学公衆衛生学部
G-HEPプログラムへの応募は、下の「応募はこちら」ボタンをクリックしてください。Googleフォームに必要事項をご記入の上、送信してください。
■お問い合わせ先
日本医療政策機構
Mail: info@hgpi.org (平家、五十嵐)
本事業は、独立行政法人国際交流基金の助成を受けて実施しております。
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