【開催報告】グローバル専門家会合「薬が効かなくなる日-薬剤耐性(AMR)が広がると何が起こるのか-」(2024年4月23日)
日付:2024年5月10日
タグ: AMR
薬剤耐性(AMR: Antimicrobial Resistance)は世界で猛威をふるっており、薬剤耐性が直接起因する世界の年間推定死亡者数は、約127万人と英医学誌上で2022年に報告されました。薬剤耐性は「サイレント・パンデミック」や「コロナ禍の次に来る脅威」などとも呼ばれ、新規の抗菌薬の開発が遅れるなか、G7をはじめ国際社会において、国際協調の必要性、ワンヘルスアプローチの重要性が議論されてまいりました。AMRをはじめとする感染症対策は自国のみでは完結せず、自国と世界の利益が隣接しています。
そこで、2023年の日本のG7におけるリーダーシップや新たなAMR対策アクションプランの公表等も踏まえながら、2024年の国連ハイレベル会合も見据えて、「抗菌薬研究開発のイノベーションエンジンとは何か」という点に焦点を当てて、産官学民で在るべき方向性や具体的な対策について議論を深めました。
※本会合での議論を踏まえた論点整理は、後日公開予定です。
【開催概要】
- 日時:4月23日(火)18:00 – 20:00(開場17:30)
- 会場:Global Business Hub Tokyo ※現地のみ、オンライン配信なし
(〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ 3階) - 言語:日本語・英語(同時通訳あり)
【プログラム】(敬称略・順不同)
18:00-18:10 | 開会の辞 |
塩崎 恭久(AMRグローバル・リーダーズ・グループ メンバー/元厚生労働大臣) Drew Ferguson(米国 下院議員) |
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18:10-18:20 | 趣旨説明 |
乗竹 亮治(日本医療政策機構 理事・事務局長/CEO) 河野 結(日本医療政策機構 マネージャー) |
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18:20-19:50 | ディスカッション「薬剤耐性から社会を守るには-抗菌薬研究開発のイノベーションエンジンとは何か-」 |
(全登壇者・会場参加者) 指定発言・情報提供: 大曲 貴夫(国立国際医療研究センター 国際感染症センター センター長/国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンター センター長) 冲中 敬二(国立がん研究センター東病院 感染症科/国立がん研究センター中央病院 造血幹細胞移植科(併任)) 杉原 淳(厚生労働省 健康・生活衛生局 感染症対策部 感染症対策課 課長補佐) 澤田 拓子(塩野義製薬株式会社 取締役副会長) Henry Skinner(AMR Action Fund CEO) |
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19:50-20:00 | 閉会 |
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