【開催報告】日英マルチステークホルダー会合「薬剤耐性の未来 - 政策と投資」(2024年3月5日)
日付:2024年5月2日
タグ: AMR
2024年3月5日に開催された日英マルチステークホルダー会合「薬剤耐性の未来 -政策と投資」(主催:駐日英国大使館、後援:日本医療政策機構)に、日本医療政策機構(HGPI: Health and Global Policy Institute)マネージャーの河野結が登壇しました。
本会合では、日本及び英国の政策決定者、学界、医療界、産業界及び市民社会が一堂に会し、薬剤耐性(AMR: Antimicrobial Resistanse)に関する政策・投資・科学の連携について包括的に議論がなされました。講演では、日本のAMR対策とその展望や2024年9月に開催予定の国連総会ハイレベル会合に言及しつつ、今後のAMR対策における国際協力の在り方について日英両国の見解が述べられました。続くパネルディスカッションでは、「AMR対策や抗菌薬開発における政策決定者の役割」「AMR対策の将来に向けた投資の在り方」等が議論されました。
※本会合での議論を踏まえた論点整理は、後日公開予定です。
【プログラム】 (敬称略)
16:15-16:20 | 開会挨拶 |
Margaret Tongue(駐日英国大使館 公使参事官) | |
16:20-16:50 | 講演 |
講演1「薬剤耐性に関する政策・投資・科学の連携」 | |
舘田 一博(東邦大学 医学部 微生物・感染症学講座 教授) | |
講演2「日本の薬剤耐性対策とその展望」 | |
日下 英司(厚生労働省 大臣官房 国際保健福祉交渉官) | |
講演3「国連総会ハイレベル会合を最大限活用するには」 | |
Dame Sally Davies(英国政府 薬剤耐性(AMR)特使) | |
17:00-17:45 | パネルディスカッション |
パネリスト(順不同): |
|
17:45-18:00 | 閉会挨拶 |
塩崎 恭久(AMR グローバル・リーダーズ・グループ メンバー/元厚生労働大臣) |
English
調査・提言ランキング
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【政策提言】肥満症対策推進プロジェクト2023「患者・市民・地域が参画し、協働する肥満症対策の実装を目指して」(2024年4月8日)
- 【出版報告】医療政策の形成過程における患者・市民参画(PPI)の手引き―患者・市民と行政それぞれに求められる取り組みとその好事例(2024年3月31日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【開催報告・提言】医療DXプロジェクトエキスパート・パネル会合~論点整理~(2024年4月2日)
- 【お知らせ】グリーン保健医療システムの構築に向けた大きな一歩:世界保健機関(WHO)執行理事会における日本政府代表団による「気候変動と健康に関する変革的行動のためのアライアンス(ATACH)」への正式な関心表明を支持(2024年2月16日)
- 【お知らせ】気候変動と健康に関する変革的行動のためのアライアンス(ATACH)に加盟(2024年4月22日)
- 【調査報告】「2023年 日本の医療の満足度、および生成AIの医療応用に関する世論調査」(2024年1月11日)
- 【開催報告】プラネタリーヘルス専門家会合「持続可能な保健医療を目指して:パンデミック下における環境汚染と医療廃棄物の影響からの学び」(2024年2月16日)
- 【政策提言】腎疾患対策推進プロジェクト 2023「患者・市民・地域が参画し、協働する腎疾患対策に向けて」政策提言・地方自治体における慢性腎臓病(CKD)対策好事例集(2024年2月14日)
注目の投稿
-
2024-04-22
【申込受付中】(ハイブリッド開催)「難病の日」シンポジウム「患者・市民の視点から考えるこれからの難病対策」(2024年5月23日)
-
2024-04-23
【申込受付中】(オンライン開催)第125回HGPIセミナー「我が国におけるアルコール健康障害対策の歩みと今後の展望」(2024年5月24日)
-
2024-04-30
【開催報告】超党派国会議員向け医療政策勉強会「30分で伝える医療政策最前線:高齢者が健康になるまちづくり~エビデンス構築から社会実装へ~」(2024年4月23日)
-
2024-05-02
【開催報告】第123回HGPIセミナー「てんかんを取り巻く国内外の状況と今後の展望」(2024年3月6日)
-
2024-05-09
【申込受付中】医療政策アカデミー第13期「1人の市民として医療政策を展望する」(2024年8月開講)