【講演報告】「日本の政策動向と基本法の社会的・政策的意義」(2025年台湾認知症総合学術研究会「認知症政策の動向と介護支援」、2025年8月30日、台湾・台北市)
日付:2025年9月9日
タグ: 認知症
日本医療政策機構シニアマネージャー 栗田駿一郎が、台湾・台北市で開催された台湾アルツハイマー病協会(TADA:Taiwan Alzheimer’s Disease Association)が主催する2025年台湾認知症総合学術研究会「認知症政策の動向と介護支援」において、講演を行いました。

講演では「日本の政策動向と基本法の社会的・政策的意義」と題し、日本の認知症を取り巻く状況や政策の動向をお伝えしたほか、認知症基本法の概要やその形成過程、さらには基本法が持つ社会的・政策的意義を説明し、国や地域を問わず基本法のような政策枠組みがなぜ必要であるかについて、日本の経験とさらには学術的な分析を踏まえた視点を共有しました。
また講演後には台湾の衛生福利部(保健省)の王玲玲氏や立法委員(国会議員)の林琴月氏、TADA理事長の徐文俊氏らとパネルディスカッションを行いました。パネルディスカッションでは、台湾の認知症政策の継続性や政府のリーダーシップがより発揮される環境を作るための基本法の重要性について議論を行いました。

また講演に先立ち、前日にはTADAの役員メンバーとの政策対話を行い、踏み込んだ意見交換が行われ、認知症政策のみならず、両国の社会・政治的な環境についての相互理解を深める機会となりました。
日本医療政策機構では、引き続き諸外国の市民社会組織と連携を深め、国際的な政策推進の機運を醸成してまいります。
調査・提言ランキング
- 【調査報告】がんに関する全国調査-がん対策基本法成立から20年を迎えて-(2026年4月28日)
- 【開催報告・論点整理】AI診断支援プロジェクト 専門家会合「AIによる診断支援時代を見据えた産官学民のそれぞれの役割」(2026年5月25日)
- 【政策提言】認知症プロジェクト「認知症の人をケアする家族等を取り巻く認知症施策のこれから」(2026年4月27日)
- 【調査報告】2026年 日本の医療に関する世論調査(2026年2月13日)
- 【政策提言】持続可能な保健医療システムへの道筋-社会的合意が期待される三つの視点-(2026年1月22日)
- 【調査報告】医療機関の省エネ・温室効果ガス排出削減事例集― 施設更新(新築・建て替え)に伴う実践事例 ―(2026年3月16日)
- 【政策提言】血液疾患領域における政策提言―患者・当事者中心の医療エコシステムの構築に向けて―(2026年4月13日)
- 【調査報告】日本の保健医療分野の団体における気候変動と健康に関する認識・知識・行動・見解:横断調査(2025年11月13日)
- 【論点整理】社会課題としての肥満症対策~肥満症理解の推進と産官学民連携を通じた解決に向けて~(2025年8月21日)
- 【調査報告】2025年 日本の医療に関する世論調査(2025年3月17日)
注目の投稿
-
2026-05-13
【申込受付中】第5回HGPIサロン2025-2026:日本の社会保障の未来を見据えて「令和の時代に考える、社会における医療の価値」(2026年6月29日)
-
2026-05-15
【申込受付中】(オンライン開催)第2回J-PEPセミナー「治験等の参加者募集に関する情報提供の新たな枠組みー患者・当事者参画の視点から考える法的ポイントー」(2026年6月15日)
-
2026-05-18
【申込受付中】キックオフ・パネルディスカッション「日本とアフリカから世界へ、共に醸成する哲学対話」(2026年6月15日)
-
2026-05-19
【申込受付中】(オンライン開催)HGPIセミナー特別編「血液とともに生きる社会をつくる ─在宅医療×当事者研究の現場から問う、血液疾患政策の未来」(2026年6月12日)



