NCDアライアンス・ジャパンリニューアル記念 グローバルフォーラム 「患者・当事者協働型のより良い医療環境の実現」 ~患者・当事者の参画が社会を変える~
日付:2019年10月15日
タグ: 患者当事者支援
本イベントは終了しました。
【開催速報】NCDアライアンス・ジャパンリニューアル記念「患者・当事者協働型のより良い医療環境の実現」 ~ 患者・当事者の参画が社会を変える~(2019年11月13日)
・・・
■NCDs (Non-Communicable Diseases:非感染性疾患) に関する最近の動向
心疾患、がん、糖尿病、慢性呼吸器疾患、メンタルヘルスなどに代表されるNCDsは世界最大の死因となっており、世界保健機関の統計によると、2015年には、世界で3950万人がNCDsに起因し死亡し、その数は全死因の約70%にものぼります。NCDs対策の重要性は、持続可能な開発目標(SDGs)の目標3.4「2030年までに、NCDsによる早期死亡を、予防や治療を通じて3分の1に減少させる」にも掲げられ、国際的にNCDsの予防や疾病管理を促進する動きは拡大しています。
■NCDアライアンス・ジャパンとは
当機構は、2013年よりNCDsの市民社会のための協働プラットフォームであるNCD Alliance※の日本窓口として、マルチステークホルダーがフラットに議論できる場を提供し、NCDs対策において市民社会が果たす役割の重要性を国内外に発信しています。包括的かつ疾病横断的なNCDs対策をさらに促進すべく、このたび、2019年10月にNCDアライアンス・ジャパンをリニューアルし、再始動することにいたしました。NCDアライアンス・ジャパンは、患者・当事者の視点から政策課題を抽出し、疾病横断の政策を提言することが重要だと考えています。そのため、国内外の患者・当事者、産官学民などのマルチステークホルダーを結び、その声が活かされ反映される政策提言や、患者・当事者リーダーの育成・支援に取り組んでいます。また、国内外における政策動向をモニタリングし、国内の知見を積極的に世界へ発信することにより、NCDsにおける課題解決へ寄与することを目指しています。
※NCDアライアンス・ジャパン(NCD Alliance Japan)は、NCD(National Clinical Database)様の許諾を得て、使用しています。
※NCD Alliance: 約2000の市民団体・学術集団が約170か国で展開する協働プラットフォーム。日本医療政策機構は2019年1月17日より、NCD Alliance のフルメンバーとして正式に加盟しています。
■NCDアライアンス・ジャパンリニューアル記念 グローバルフォーラム「患者・当事者協働型のより良い医療環境の実現」~患者・当事者の参画が社会を変える~の概要
本会合では、NCDアライアンス・ジャパンの趣旨説明とともに、NCD Allianceのグローバルな市民社会協働の取り組みについて紹介いたします。またパネルディスカッションを通じて、当事者の個別のストーリーや各患者・当事者団体の活動から共通の課題を探り、患者・当事者を含む一人一人が立ち上がり社会を変えていくための道筋を考えます。さらに、国内外の患者・当事者協働の好事例から、政策提言・発信に関わる各ステークホルダーとともに進める、今後の患者・当事者協働の在り方について議論いたします。
より良い医療環境、さらにはより良い社会の実現に向けて、様々なステークホルダーを結び、一致団結するきっかけとなる場にしたいと思っております。NCDアライアンス・ジャパンのリニューアルを記念した本会合へのご来場を心よりお待ちしております。
■日時: 2019年11月13日(水) 14:00-17:00(開場:13:30)(レセプション:17:00-18:30)
■会場:学士会館 202号室(東京都千代田区神田錦町3-28)
■主催: 特定非営利活動法人 日本医療政策機構(HGPI)/NCDアライアンス・ジャパン
■参加予定者: NCDs患者・当事者団体や中間支援団体、関連学術関係者、関連省庁関係者、政策立案者、企業関係者(100名程度)
■プログラム: (順不同・敬称略)※内容や登壇者等、詳細は現時点でのものであり変更の可能性があります。※同時通訳有り。
13:30 開場
14:00-14:05 開会の辞
黒川 清(日本医療政策機構 代表理事)
14:05-14:25 趣旨説明「NCDアライアンス・ジャパンの取り組みとこれからの展望」
西本 紘子(日本医療政策機構 マネージャー/NCDアライアンス・ジャパン 事務局)
14:25-14:45 基調講演「患者・当事者協働型のより良い医療環境の実現に向けた思い」
宿野部 武志(一般社団法人ピーペック 代表理事)
14:45-15:05 特別講演「NCD政策のグローバルな潮流と患者・当事者による意味のある参画」
Katie Dain (Chief Executive Officer, NCD Alliance)
15:15-16:00 パネルディスカッション1
「私のストーリーから社会を変える~より良い医療環境の実現に向けた課題と今後の方向性~」
パネリスト:
池崎 悠(難病NET.RDing福岡 代表)
佐野 光秀(NPO法人日本呼吸器障害者情報センター 理事・事務局長)
西口 洋平(一般社団法人キャンサーペアレンツ 代表理事)
川勝 弘之(公益社団法人 日本脳卒中協会 理事)
モデレーター
武田 飛呂城(一般社団法人ピーペック 理事)
今村 優子(日本医療政策機構 シニアアソシエイト/NCDアライアンス・ジャパン 事務局)
16:05-16:50 パネルディスカッション2
「マルチステークホルダーを結び社会を変える~患者・当事者協働の促進に向けた課題と今後の方向性~」
パネリスト:
長谷川 三枝子(患者の声協議会 代表世話人)
徳田 安春(Choosing Wisely Japan 副代表、むりぶし沖縄臨床研修センター長)
Katie Dain (Chief Executive Officer, NCD Alliance)
Sara Martin (Lead International Oncology Policy at Bristol-Myers Squibb /All.Can Initiative Representative)
モデレーター
西本 紘子(日本医療政策機構 マネージャー/NCDアライアンス・ジャパン 事務局)
16:50-17:00 記念撮影
17:00- レセプション
調査・提言ランキング
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【政策提言】腎疾患対策推進プロジェクト2024「労働世代における慢性腎臓病(CKD)対策の強化にむけて」~健診スクリーニング、医療機関受診による早期発見、早期介入の重要性~(2024年10月28日)
- 【調査報告】日本の看護職者を対象とした気候変動と健康に関する調査(最終報告)(2024年11月14日)
- 【政策提言】保健医療分野における気候変動国家戦略(2024年6月26日)
- 【政策提言】肥満症対策推進プロジェクト2023「患者・市民・地域が参画し、協働する肥満症対策の実装を目指して」(2024年4月8日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【調査報告】「2023年 日本の医療の満足度、および生成AIの医療応用に関する世論調査」(2024年1月11日)
- 【調査報告】「子どもを対象としたメンタルヘルス教育プログラムの構築と効果検証」報告書(2022年6月16日)
- 【調査報告】日本の看護職者を対象とした気候変動と健康に関する調査(速報版)(2024年9月11日)
- 【調査報告】 日本の医師を対象とした気候変動と健康に関する調査(2023年12月3日)
注目の投稿
-
2024-10-28
【申込受付中】(ハイブリッド開催)公開シンポジウム「患者・当事者ニーズに基づく循環器病対策の推進に向けて~第2期循環器病対策推進計画をより実行性のあるものにしていくために~」(2024年11月22日)
-
2024-11-01
【申込受付中】認知症未来共創ハブ 報告会2024 〜活動の軌跡と未来を描く対話〜(2024年12月3日)
-
2024-11-08
【申込受付中】(ハイブリッド開催)肥満症対策推進プロジェクト 公開シンポジウム「社会課題として考える肥満症対策~市民主体の政策実現に向けて~」(2024年12月4日)
-
2024-11-11
【論点整理】専門家会合「少子化時代における持続可能な周産期医療提供体制の確立に向けて」(2024年11月11日)
-
2024-11-14
【調査報告】日本の看護職者を対象とした気候変動と健康に関する調査(最終報告)(2024年11月14日)