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【開催報告】国連ハイレベル会合 サイドイベント「国際社会におけるより良いNCDsとメンタルヘルス政策の実現に向けて~日本の貢献とアジア・世界の連携~」(2025年9月26日)

【開催報告】国連ハイレベル会合 サイドイベント「国際社会におけるより良いNCDsとメンタルヘルス政策の実現に向けて~日本の貢献とアジア・世界の連携~」(2025年9月26日)

日本医療政策機構(HGPI: Health and Global Policy Institute)とNCDアライアンス・ジャパンは、2025年9月26日(金)に国連ハイレベル会合 サイドイベント「国際社会におけるよりよい NCDsとメンタルヘルス政策の実現に向けて~日本の貢献とアジア・世界の連携~」を、米国・ニューヨーク市にて開催しました。

2025年9月に第80回国連総会に併せて、9月25日(木)に、第4回非感染性疾患(NCDs)の予防とコントロールおよびメンタルヘルス・ウェルビーイングの促進に関するハイレベル会合が開催されました。国連における首脳級会合の議題としてNCDsが取り上げられるのは今回で4回目となり、NCD対策における国際的な連携の重要性が年々強まっています。これを受け、アジアおよび世界におけるNCDsとメンタルヘルス対策の今後の方向性や、具体的な行動に向けた次の一歩を議論するべく、ハイレベル会合の翌日に国際的な産官学民のステークホルダーを迎え、会合での議論を踏まえた意見交換の場を設けました。

本サイドイベントでは、世界各国からNCDsおよびメンタルヘルスの当事者が参集し、その当声を基盤とした活発な議論が行われました。アジア諸国における取り組みや課題、今後の優先分野について意見が交わされ、限られた資源の中での国際連携のあり方や持続可能な政策の実装、日本の経験の応用可能性などが検討されました。また、質疑応答の時間には登壇者と参加者による自由闊達な意見交換がおこなわれ、今後の日本やアジアのリーダーシップの発揮に向けた課題と展望について方向性を共有しました。

なお、本会合の開催にあたり、石破茂総理大臣(当時)から祝辞を頂戴し、開会時に代読させていただきました。

※本イベントの開催報告書は、後日公開予定です。


【開催概要】

  • 日時:2025年9月26日(金)11:00-13:30(現地時間)
  • 会場:日本クラブ(145 West 57th Street, New York, NY 10019)
  • 言語:英語
  • 主催:日本医療政策機構、NCDアライアンス・ジャパン
  • 共催:国際連合日本政府代表部、NCDアライアンス

 

【プログラム】

11:00-11:10 祝辞
石破 茂(内閣総理大臣) ※HGPIが代読
11:15-11:20 趣旨説明
森口 奈菜(日本医療政策機構 アソシエイト)
11:15-11:20 患者当事者の声(ビデオ出演)
細越 百合香(腎臓病当事者)
福原 斉(循環器病当事者/心臓弁膜症ネットワーク 代表理事)
長谷川 一男(肺がん当事者/肺がん患者の会ワンステップ 理事長)

11:20-12:50 ラウンドテーブルディスカッション
「国際社会におけるよりよいNCDsとメンタルヘルス政策の実現に向けて~日本の貢献とアジア・世界の連携~」
登壇者:
江副 聡(厚生労働省 大臣官房 国際保健福祉交渉官)
Saia Ma’u Piukala(世界保健機関 西太平洋地域 事務局長)
Kim Yoohyun(肥満症の当事者/ヘルシートゥギャザー コーポレーティブ 代表)
Seth Ginsberg(脊椎関節炎当事者/グローバル・ヘルシー・リビング財団 プレジデント)
Clélia-Elsa Froguel(アストラゼネカ グローバル政策 シニアディレクター)
Mandeep Dhaliwal(国際連合開発計画 政策・プログラム支援局 HIV・保健グループ ディレクター)
Abdul Malik(メンタルヘルス当事者/元モルディブ大統領府 保健・社会政策担当次官 兼 男女共同参画・家族・社会サービス担当国務大臣/NCDアライアンス・モルディブ プレジデント/Our Views, Our Voices グローバル諮問委員会委員)
モデレーター:
吉村 英里(日本医療政策機構 シニアマネージャー)
12:50-13:00 閉会
Saunthari Somasundaram(NCDアライアンス 次期プレジデント/NCDマレーシア チェアパーソン/マレーシア国立がん協会 プレジデント 兼 医療ディレクター)
13:00-13:30 ネットワーキング

 

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