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【申込終了】(オンライン開催)第127回HGPIセミナー「政策を通じて人々の健康を守り、保健医療の仕組みを築く上での課題と展望」(2024年7月18日)

【申込終了】(オンライン開催)第127回HGPIセミナー「政策を通じて人々の健康を守り、保健医療の仕組みを築く上での課題と展望」(2024年7月18日)

日本の医療保険制度は、1961年にその基礎が構築され、負担可能な費用で良質な医療へのアクセスを保障する、世界でも類まれなシステムの一つです。しかしながら、少子高齢化および人口減少社会において、生産年齢人口の減少や医師の地域偏在といった日本の医療システムを維持するうえでの課題が生じています。2024年4月から本格的に開始となった医師の働き方改革などの対策が取られるものの、人々の健康を守るうえで乗り越えなくてはならない保健医療の仕組みへの期待は増しています。

こうした中、日本では厚生労働省が中心となり、医療の質を担保しつつ、社会の変化に応じて提供方法や体制を再整備することなどを通じ、効果的・効率的に医療へのアクセスを維持するための取り組みが行われています。その中には、オンライン診療・遠隔医療の推進や、ひとり一人が受ける医療サービスの質向上に向けた、かかりつけ医機能の整備など、国民・市民の生活に直結した社会の関心が高い政策も含まれます。

「市民主体の医療政策の実現」を掲げる日本医療政策機構では、こうした喫緊の政策課題について広く発信する機会を設けることも、重要な役割の1つとして認識しています。そこで今回のHGPIセミナーでは、かかりつけ医機能やオンライン診療制度に関する施策の検討・推進を担う厚生労働省より矢野好輝氏をお招きし、医療アクセス向上に向けた諸施策と今後の展望についてご講演いただきます。また、諸課題において「保健医療および健康」に対する専門性が求められる中で、こうした施策に取り組む医系技官などが担う機能やその体制を取り巻く現状まで広範に、これまでのご経験を踏まえご紹介いただきます。

当機構においても、医療DXや医療システムの未来、医療満足度に関する世論調査など、医療アクセスの維持・向上に向けた議論を行っています。改めて最新の政策動向をご紹介し、今後の日本の医療システムの方向性について皆様と共に考える機会としたいと思います。

 

【開催概要】

  • 登壇者:
    矢野 好輝 氏(厚生労働省医政局総務課 保健医療技術調整官)
  • 日時:2024年7月18日(木)18:30-19:45
  • 形式:オンライン(ZOOMウェビナー)
  • 言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 定員:500名

 


■登壇者プロフィール

矢野 好輝氏(厚生労働省医政局総務課 保健医療技術調整官)

京都大学医学部医学科卒。厚生労働省に入省後、保険局医療課(診療報酬改定)、医政局研究開発振興課(臨床研究推進)、障害保健福祉部企画課(障害者福祉)等を歴任。環境省、宮崎県庁、米国保健福祉省への出向も経験。2022年7月より現職。現在、医療政策の技術案件の総合調整、かかりつけ医機能の推進、オンライン診療の推進、医療広告等を担当。東京医科歯科大学大学院博士課程修了。医師、医学博士(医療政策情報学)。

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