【講演報告】公益財団法人 アジア人口・開発協会(APDA) 公開セミナー「科学と政策~コロナ禍社会におけるそれぞれの役割~」(APDA、2020年11月5日、衆議院議員会館国際会議場)
日付:2020年11月24日

2020年11月5日、公益財団法人 アジア人口・開発協会(APDA)主催の公開セミナー「科学と政策~コロナ禍社会におけるそれぞれの役割~」で、日本医療政策機構代表理事 黒川清が「科学と政策の関係性」について講演し、理事・事務局長/CEOの乗竹亮治がパネルディスカッションでファシリテーターを務めました。
当日は、福田 康夫氏(APDA 理事長/元内閣総理大臣)、鶴岡 公二氏(前駐英国特命全権大使)、武見 敬三氏(参議院議員)、黄川田 仁志氏(衆議院議員)、狩野 光伸氏(岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 教授)、楠本 修氏(APDA 常務理事・事務局長)が登壇しました。
議論では、科学的データが重要である一方で、科学的データに基づく政治的決定は、あくまで政策立案者のもと実施される必要性が指摘されました。また、科学者コミュニティーにおいても、公衆衛生学や医学のみならず、社会科学や哲学、経済学など多様で学際的な連携が期待される点が提起されました。今後、将来的な新型コロナウイルス感染症対策の施策の検証にあたり、独立的な組織による検証作業が求められる点も提案されました。
調査・提言ランキング
- 【政策提言】診療報酬、介護報酬、障害福祉サービス報酬の改定にあたり、持続可能性と地球環境への配慮を踏まえた強靭かつグリーン保健医療システムの構築に関する提言(2023年12月6日)
- 【調査報告】 日本の医師を対象とした気候変動と健康に関する調査(2023年12月3日)
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【論文発表】「プラネタリーヘルスフレームワークの観点から日本の保健医療システムの持続可能性を再考する」が国際学術誌 Health Systems & Reformに掲載(2023年11月21日)
- 【お知らせ】「国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)グローバルヘルスおよびヘルスコミュニティからの化石燃料に関する公開書簡」に署名(2023年11月1日)
- 【政策提言】「患者・市民・地域が参画し、協働する肥満症対策に向けた6つの提言」(2023年11月1日)
- 【調査報告】「社会経済的要因と女性の健康に関する調査提言」(2023年3月6日)
- 【政策提言】共に守り、共に育む:強靭な保健医療システムの構築に向けたアジア太平洋地域の革新的・持続的プラネタリーヘルス推進(2023年11月29日)
- 【お知らせ】「人々と地球の健康のために-健康なCOP28の優先事項」に賛同(2023年11月30日)
注目の投稿
-
2023-10-31
【申込受付中】オンライン公開シンポジウム「認知症共生社会における「認知症予防」を考える~リスクの個人化に社会はどう向き合うべきか~」(2023年12月12日)
-
2023-12-03
【調査報告】 日本の医師を対象とした気候変動と健康に関する調査(2023年12月3日)
-
2023-12-04
【申込受付中】(オンライン開催)第122回HGPIセミナー「医療情報の多様化に伴うヘルスコミュケーションのあり方」(2023年12月19日)
-
2023-12-05
【政策提言】診療報酬、介護報酬、障害福祉サービス報酬の改定にあたり、持続可能性と地球環境への配慮を踏まえた強靭かつグリーン保健医療システムの構築に関する提言(2023年12月6日)
-
2023-12-05
【申込受付中】(オンライン開催)グローバル専門家会合「認知症国家戦略と政策形成過程への当事者参画を考える」(2024年1月22日)