(開催報告)キャンサー・サバイバー・フォーラム
日付:2013年12月9日
昨年11月より準備してまいりましたOver Cancer Together(OCT)キャンペーン、「UDXオープンカレッジ:キャンサー・サバイバー・フォーラム」(主催:Over Cancer Togetherキャンペーン運営委員会(日本医療政策機構、キャンサーネットジャパン、ジャパンフォーリブストロング)、後援:厚生労働省、国立がん研究センター、日本対がん協会、共催:新産業文化創出研究所(ICIC))が12月7日に東京秋葉原UDXシアターで開催されました。
フォーラムへは170名を超える申込があり、また当日の模様はUSTREAM配信され、867視聴数を記録しました。
サバイバー・フォーラムでは10名のサバイバーの方が体験談をお話くださいました。そのうち5名の方は、8月にOCTキャンペーン主催で開催された「サバイバー・スピーキング・セミナー」の参加者より選ばれました。セミナーでは、体験談を社会をよくするためのツールとして効果的に使用する方法を学び、今回のフォーラムでその成果を出されました。
前日にはリハーサルをし、皆さんぎりぎりまで、原稿を書き直したり練習したりしてフォーラムへ臨みました。
フォーラムは最後に「がんを知って、がんの偏見をなくそう」というOCT宣言2013を発表し、フォーラムに一日参加し、サバイバー・スピーカーの発表をご覧になった厚生労働省、医療者、メディア、国のがん対策推進協議会患者委員からコメントを頂いて閉幕となりました。
フォーラムの模様を、早速動画で配信いたしました。この動画の収録・配信は、OCTに技術協力団体として参加して頂いたメディアサイト株式会社様のご支援によるものです。
会場にお越し頂けなかった方、ライブ配信をご覧になれなかった方は、お一人お一人のがん体験者のStoryを是非、こちらからご覧下さい。
フォーラムでお話しくださったみなさま、当日・そしてこれまでOCTをサポートしてくださったみなさま、フォーラムご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。
引き続き、OCTをどうぞよろしくお願いいたします。
◆Over Cancer Together~がんを共にのりこえよう~キャンペーンとは
キャンサー・サバイバー(=がん患者とその家族、遺族、ケアをする人、友人など)の体験談から、がんに関する課題を社会に明らかにし、て「がん患者を含む国民が、がんを知り、がんと向き合い、
がんに負けることのない社会」(*)の実現を目指すキャンペーンです。
キャンペーンを通じて、サバイバーの体験談の紹介、体験談を効果的に話すための研修、たくさんの協力団体と連携した普及・啓発活動を行っています
*厚生労働省「がん対策推進基本計画」(2012年6月)より
開催日:2013-12-07
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