「GAVI:新しい官民パートナーシップの試み」 第34回定例朝食会開催報告
日付:2011年12月2日
![「GAVI:新しい官民パートナーシップの試み」 第34回定例朝食会開催報告](https://hgpi.org/wp-content/uploads/20111203.jpg)
★当日の映像は、こちらからご覧いただけます(YouTubeにリンクします)。
日本医療政策機構は、2011年12月2日(金)、定例朝食会を開催いたしました。今回は、グローバル・ヘルス分野に注目し、「GAVI:新しい官民パートナーシップの試み」と題して、GAVIアライアンス 事務局長のセス・バークレー氏からお話をうかがいました。
2000年に採択された国連ミレニアム宣言にもとづき、世界共通の枠組みとしてまとめられたミレニアム開発目標(MDGs: Millennium Development Goals)達成の期限となる2015年まであと4年となりました。MDGsが掲げる8つの目標のうち、3つが国際保健課題に該当しており、グローバル・ヘルス分野におけるさらなる取り組みが求められています。しかしながら、厳しい経済状況下で多くのドナー国のODA拠出額が減る現状があり、官民パートナーシップの強化が必要不可欠であるといわれています。
そのような中、注目を集めるのが、GAVIアライアンスです。GAVIアライアンスは官民参加によるグローバル・パートナーシップで、途上国における予防接種へのアクセスを高めることにより、子ども達の命を救い、人々の健康を守る活動をしています。アライアンスには、国連児童基金(UNICEF)、国連保健機構(WHO)、世界銀行などの国際機関、ビル&メリンダ・ゲイツ財団などの民間団体、ワクチン製造業者及び発展途上国・先進工業国の政府などが参加しています。日本政府が今年からGAVIのドナーとなる一方、3万人にのぼる日本の個人投資家がGAVIの起債するワクチン債を購入するなど、日本との関係も深まりつつあります。今回の朝食会では、この度来日するセス・バークレー氏に、GAVIの革新的な官民パートナーシップやODAのみに頼らない資金調達のスキーム、日本とのかかわりの重要性、最近のホットイシューについてお話しをうかがいながら、今後、日本ができる貢献の可能性について議論いたしました。
(当日の資料(英語)は右欄からダウンロードいただけます。)
■テーマ
「GAVI:新しい官民パートナーシップの試み」
(参考)
GAVIファクトシート(英語) >>
■スピーカー
GAVIアライアンス 事務局長 セス・バークレー氏
■日時
2011年12月2日(金)8:00~9:30
■場所
WIRED CAFE(日本橋三井タワー2階)
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町2-1-1
日本橋三井タワー 2F
TEL&FAX 03-3231-5766
■照会先
特定非営利活動法人 日本医療政策機構 事務局
jimukyoku@hgpi.org
日本医療政策機構は、2011年12月2日(金)、定例朝食会を開催いたしました。今回は、グローバル・ヘルス分野に注目し、「GAVI:新しい官民パートナーシップの試み」と題して、GAVIアライアンス 事務局長のセス・バークレー氏からお話をうかがいました。
2000年に採択された国連ミレニアム宣言にもとづき、世界共通の枠組みとしてまとめられたミレニアム開発目標(MDGs: Millennium Development Goals)達成の期限となる2015年まであと4年となりました。MDGsが掲げる8つの目標のうち、3つが国際保健課題に該当しており、グローバル・ヘルス分野におけるさらなる取り組みが求められています。しかしながら、厳しい経済状況下で多くのドナー国のODA拠出額が減る現状があり、官民パートナーシップの強化が必要不可欠であるといわれています。
そのような中、注目を集めるのが、GAVIアライアンスです。GAVIアライアンスは官民参加によるグローバル・パートナーシップで、途上国における予防接種へのアクセスを高めることにより、子ども達の命を救い、人々の健康を守る活動をしています。アライアンスには、国連児童基金(UNICEF)、国連保健機構(WHO)、世界銀行などの国際機関、ビル&メリンダ・ゲイツ財団などの民間団体、ワクチン製造業者及び発展途上国・先進工業国の政府などが参加しています。日本政府が今年からGAVIのドナーとなる一方、3万人にのぼる日本の個人投資家がGAVIの起債するワクチン債を購入するなど、日本との関係も深まりつつあります。今回の朝食会では、この度来日するセス・バークレー氏に、GAVIの革新的な官民パートナーシップやODAのみに頼らない資金調達のスキーム、日本とのかかわりの重要性、最近のホットイシューについてお話しをうかがいながら、今後、日本ができる貢献の可能性について議論いたしました。
(当日の資料(英語)は右欄からダウンロードいただけます。)
■テーマ
「GAVI:新しい官民パートナーシップの試み」
(参考)
GAVIファクトシート(英語) >>
■スピーカー
GAVIアライアンス 事務局長 セス・バークレー氏
■日時
2011年12月2日(金)8:00~9:30
■場所
WIRED CAFE(日本橋三井タワー2階)
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町2-1-1
日本橋三井タワー 2F
TEL&FAX 03-3231-5766
■照会先
特定非営利活動法人 日本医療政策機構 事務局
jimukyoku@hgpi.org
開催日:2011-12-02
調査・提言ランキング
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【政策提言】保健医療分野における気候変動国家戦略(2024年6月26日)
- 【出版報告】医療政策の形成過程における患者・市民参画(PPI)の手引き―患者・市民と行政それぞれに求められる取り組みとその好事例(2024年3月31日)
- 【政策提言】腎疾患対策推進プロジェクト 2023「患者・市民・地域が参画し、協働する腎疾患対策に向けて」政策提言・地方自治体における慢性腎臓病(CKD)対策好事例集(2024年2月14日)
- 【お知らせ】若年層へのブレインヘルスに関する国際調査に参画「The Next Generation (NextGen) Brain Health research program」(2024年7月1日)
- 【調査報告】「2023年 日本の医療の満足度、および生成AIの医療応用に関する世論調査」(2024年1月11日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【翻訳公開】「薬剤耐性(AMR)の脅威の高まりに対応するための実践的な打ち手の要求」(2024年7月3日)
- 【政策提言】「認知症施策推進基本計画策定へ、今必要な3つの視点」~誰もが、いつでも、「共に生きる」社会の実現を目指して~(2024年4月1日)
- 【政策提言】患者当事者支援プロジェクト「政策形成過程への患者・市民参画の推進に向けて」(2024年5月14日)
注目の投稿
-
2024-07-01
【申込受付中】患者当事者プロジェクト オンライン専門家会合「患者・当事者・市民と作る、これからの医療政策」(2024年7月26日)
-
2024-07-17
【開催報告】超党派国会議員向け医療政策勉強会「30分で伝える医療政策最前線:腎臓病の克服を目指してーCKD対策のさらなる強化に向けてー」(2024年6月7日)
-
2024-07-18
【申込受付中】(ハイブリッド開催)腎疾患対策推進プロジェクト 公開シンポジウム「患者・市民・地域が参画し、協働する腎疾患対策に向けて」(2024年8月28日)
-
2024-07-22
【HGPI政策コラム】(No.44)-プラネタリーヘルスプロジェクトより-第9回:コネクティング・クライメート・マインズ-気候変動とメンタルヘルスを結びつける
-
2024-07-23
【申込受付中】(オンライン開催)HGPIセミナー特別編「カビが引き起こす感染症と薬剤耐性対策を考える ~薬剤耐性真菌という新たな脅威」(2024年8月23日)