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【開催報告】2019年シンクタンクランキング公表に伴う世界同時開催イベント「シンクタンクが果たす役割」(2020年1月30日)

【開催報告】2019年シンクタンクランキング公表に伴う世界同時開催イベント「シンクタンクが果たす役割」(2020年1月30日)

日本医療政策機構は2004年の設立以来、非営利・独立のシンクタンクとして活動してまいりました。多くの皆様のご支援の下、活動の幅を広げ、お陰様で米国ペンシルバニア大学が2020年1月に発表した「世界のシンクタンクランキング – The Global “Go-To Think Tanks”」11年連続でランクインいたしました。

2019年版のランキング発表に合わせて世界各国の研究機関やシンクタンクにて、シンクタンクの役割について議論する催しが同時開催され、当機構でも、世界的なシンクタンクの歴史や近代社会でのシンクタンクの役割について考える機会を設けました。
また、会場ディスカッションにて、世界と日本のシンクタンクの違いやシンクタンクの歴史から考える今後のHGPIが果たすべき役割について議論を行い、これからのHGPIの活動について考える貴重な機会となりました。


なお当日は、世界約85か国、130の都市で、145を超える組織が「Why Think Tanks Matter?」をテーマにイベントを開催いたしました。

開会・開催主旨
西村 香苗(日本医療政策機構 副事務局長)
西村が本会の趣旨説明を行いました。また同日公表された2019年度のシンクタンクランキングでは、2019年は国内医療政策部門(Domestic Health Policy)2位(昨年3位)国際医療政策部門(Global Health Policy)3位(昨年4位)となりましたことをご報告させていただきました。

    

※2019年シンクタンクランキングはこちらに掲載されています。(英語のみ)

 

議題提示
Matt McEnany(日本医療政策機構 マネージャー)
マカナニ氏より、シンクタンクの変遷について、国際的、また歴史的な観点から説明し、急速に科学技術が発展してゆく現代社会、また日本においてシンクタンクに求められる役割について、議題の提示をいたしました。

ラウンドテーブルディスカッション
モデレーター:西村 香苗

会場ディスカッションでは、会場の多くの皆様から積極的なご発言をいただき、活発なディスカッションとなりました。

「我が国においてシンクタンクの果たすべき役割は何か」
海外と日本の社会の成り立ちやその中でのシンクタンクのあり方の違いがディスカッションされ、日本においては、当事者を含むマルチステークホルダーが議論をする場を設けることや、提言、情報発信を積極的に行っていくことが期待されているといった意見が多く挙がりました。

「HGPIの果たすべき役割」
上記の議論を受けて、HGPIの今後の活動について多くのご意見をいただきました。ヘルスケア分野の独立したシンクタンクであるHGPIとしての活動として、「中立的な立場から、各ステークホルダーの意見が反映される環境づくり」や「多様化する情報を翻訳して積極的に発信すること」が挙げられました。

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