【申込受付中】医療政策アカデミー第15期(2026年7月開講)
日付:2026年3月23日
タグ: 医療政策アカデミー
この度、日本医療政策機構において毎年開催をしております「医療政策アカデミー」の第15期開催が決定し、募集が開始されました。
| 受講生募集締切:2026年4月24日(金) |
| 開講期間:2026年7月10日(金)~ 2027年3月12日(金) |
■医療政策アカデミー第15期について
「医療政策アカデミー(HPA: Health Policy Academy)」は、非営利・独立の民間シンクタンクである日本医療政策機構(HGPI)が提供する医療政策を学びたい市民向けの公開講座です。2015年の第1期開講以来第14期まで、のべ400人を超える方々が受講されました。本講座では、多様な視点から医療政策を捉えるための講義と多様なバックグラウンドを持つ受講生同士の交流・ディスカッションなど、多彩なプログラムにより医療政策初学者向けのコンテンツを提供してまいりました。
近年、医療政策に関するテキストや講座も数多く登場しており、オンライン上でも様々な意見交流やコンテンツに触れることができるようになりました。一方で、医療政策はステークホルダーによって考えも多様であり、合意形成にも難しさがあります。しかし医療を取り巻く諸システムの目指す姿は、私たちの生命・健康を支え、質の高い暮らしを送ることにあります。医療政策アカデミーでは、「市民主体の医療政策の実現」という日本医療政策機構(HGPI)のミッションに則り、受講生が日頃の立場を超えて、1人の市民として医療政策に向き合い、これからの医療政策・医療システムの姿を考える機会を提供したいと考えています。
第15期は、リニューアル以降の第12~14期以降の内容を引き継ぎつつ、「政策の窓を開こう」をテーマに、アジェンダ設定、政策案の検討、社会変革のためのアドボカシーの3つの軸より、講座を再編、これまで以上に複雑化する社会と医療政策に向き合うためのカリキュラムにて開講いたします。講義カリキュラムに加え、様々なバックグラウンドの受講生との議論やグループワークを通じて、日頃の立場を離れ、自由なアイデアの創造と闊達な議論の機会を経験することを通じて、異なる意見の表出と調整、合意形成など、実際の政策形成に必要な考え方に触れる機会にもなります。
■想定する受講対象者
- 医療政策・公共政策を学んでみたいと思っている初学者の方
- 患者・当事者としての活動を行っている方、またこれから活動をしようと思っている方
- グループワークにおいて、チームメンバーと協力し、主体的にディスカッションや作業に参加できる方(※)
※グループワーク「政策提言発表」について
受講生の皆様には、最終回(第9回)において、グループで政策提言の発表を行っていただきます。受講開始直後にグループ分けを行い、約半年間、講義日以外にもグループディスカッションなどを通じて、メンバー同士で協力しながら、受講生同士の議論や資料作成などの機会があります。政策提言の発表の際には、特定のステークホルダーによる提言ではなく、当機構が通常行っているように、多様なステークホルダーの意見・利益などを想定し、それらを踏まえたうえで「あるべき方向性」「政策の選択肢」を提示していただきます。
グループワークを通じて生じた疑問には事務局スタッフが適宜相談に応じるほか、中間発表会では講師陣やHPA Alumni(後述)メンバーから講評・アドバイスを受ける機会もあります。
■受講生コミュニティ(HPA Alumni)
医療政策アカデミーの受講によって得られるものとして、カリキュラム内での学びはもちろんのこと、受講生コミュニティ「HPA Alumni」があります。HPA Alumniでは、メーリングリスト等を通じて事務局より様々な情報を提供するほか、メンバー間で自主的な勉強会の立ち上げや懇親会など、幅広いネットワークが構築されています。すでに400名近いメンバーがおり、本業での協働の機会が生まれたり、これからのキャリアデザインを相談したり、さらには社外・組織外の信頼できる仲間としてのコミュニティが広がっています。
■世話人制度について
各期、受講生の中で3~5名程度の受講生に「世話人」にご就任いただきます。毎回の懇親会企画や事務局との特別勉強会などの企画検討など、受講生コミュニティをより活性化するための役割です。ぜひ第15期のコミュニティ作りに一役買ってくださる方は、世話人のご就任も検討ください(希望される方は応募フォーム内記入欄にご回答ください)。
■開催形式
原則、会場での現地開催のみといたします。
会場:国際文化会館 講堂(東京都港区六本木5‐11‐16)
※なお、感染症の流行や天候等により、会場に集まることが適切ではないと事務局が判断した場合は、オンラインに切り替えることがございます。
※出席が叶わなかった方向けに、受講生限定でアーカイブ配信を実施します。
※受講生同士の相互交流も大切な機会と考えております。アーカイブ配信のみのご希望等でのお申し込みはご遠慮ください。
※講師や開催施設等の都合により、一部変更の可能性があります。
■医療政策アカデミー 第15期 開講概要
- 期間: 2026年7月~2027年3月
- 時間: 原則、毎月第2金曜日 19:00-20:50
- 定員: 25名程度
- 会場: 国際文化会館 講堂(東京都港区六本木5‐11‐16)
■受講料
99,000円(一般)/33,000円(患者・当事者団体関係者)
なお、受講料には参考図書およびその送料を含みます。
※当講座では事務局であるHGPIのミッション「市民主体の医療政策の実現」の実現のため、「患者・当事者団体関係者」向けの特別料金を設定しております。特別料金をご希望の方は、ご応募いただく際に、ご活動の経験等について必ず応募フォームにご記入ください。記入いただいた内容は事務局にて精査し、場合によっては特別料金でのご受講がいただけない場合もございます。その際には別途ご連絡いたしますので、あらかじめご了承ください。
■申込方法
以下の申込用フォームから申し込みください。
■医療政策アカデミー 第15期 開講スケジュール
| 回 | 日時 | テーマ | 講師(敬称略) |
| 1 | 2026年7月10日(金) 19:00-20:50 |
イントロダクション |
栗田 駿一郎(HGPI シニアマネージャー) |
| 2 | 2026年8月14日(金) 19:00-20:50 |
アジェンダ設定を考える(1) |
市川 衛(武蔵大学社会学部メディア社会学科 准教授) |
| 3 | 2026年9月11日(金) 19:00-20:50 |
アジェンダ設定を考える(2) |
宮脇 敦士(筑波大学医学医療系 准教授) |
| 4 | 2026年10月9日(金) 19:00-20:50 |
政策案を考える(1) |
玉手 慎太郎(学習院大学法学部政治学科 教授) |
| 5 | 2026年11月13日(金) 19:00-20:50 |
政策案を考える(2) |
杉谷 和哉(岩手県立大学総合政策学部 准教授) |
| 6 | 2026年12月11日(金) 19:00-20:50 |
中間発表会 |
阿真 京子(HGPI フェロー) |
| 7 | 2027年1月8日(金) 19:00-20:50 |
アドボカシーを考える(1) |
小野崎 耕平(HGPI 理事) |
| 8 | 2027年2月12日(金) 19:00-20:50 |
アドボカシーを考える(2) |
阿真 京子(HGPI フェロー) |
| 9 | 2027年3月12日(金) 19:00-20:50 |
最終発表会/まとめ |
阿真 京子(HGPI フェロー) 小野崎 耕平(HGPI 理事) 栗田 駿一郎(HGPI シニアマネージャー) |
※ミニ勉強会
受講生の皆様は、ヘルスケア領域で多彩なご活躍・ご活動をされていらっしゃいます。受講生相互の学び合いの観点から、受講生が講師役となり、日頃のお取り組みやご知見を皆様にご紹介いただく機会を作る予定です。
■各回の流れ(例)
- 事務連絡、イントロダクション(10分程度)
- 講義&ワークorディスカッション(80分程度)
- 質疑応答(15分程度)
- まとめ・諸連絡(5分程度)
※各講義回は、事前に指定文献(主に登壇者の著作や論文等)を予習の上、ご参加いただきます。
■開講までの流れ
| 受講生募集〆切 | 2026年4月24日(金) |
| 選考結果通知 | 2026年5月20日(水) |
| 第1回講義 | 2026年7月10日(金) |
■医療政策アカデミー 第15期 講師紹介

栗田 駿一郎(日本医療政策機構 シニアマネージャー)
早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業後、東京海上日動火災保険株式会社を経て、自身の祖母が認知症であったことから認知症政策に強い問題意識を持っており、2016年よりHGPIに参画した。これまでに、認知症のほか、メンタルヘルス、子どもの健康、市民向け政策講座、国会渉外などを担当。在職中に、早稲田大学大学院政治学研究科 公共経営専攻専門職学位課程を修了(公共経営修士(専門職))。現在、東京都立大学大学院人文科学研究科社会福祉学教室博士後期課程在学中。
現在、町田市認知症施策推進会議委員、東海大学非常勤講師、認知症未来共創ハブ運営委員など。これまでに愛知県オレンジタウン構想WG委員、浦安市「認知症条例 制定にかかる懇話会」委員など外部への委員参画、企業・学会等での講演、メディアでの発信等も多数。
市川 衛(武蔵大学社会学部メディア社会学科 准教授)
医療の「翻訳家」。2000年東京大学医学部卒業後にNHK入局。医療・健康分野をメインに世界各地で取材を行う。2016年スタンフォード大学客員研究員を期に(一社)メディカルジャーナリズム勉強会を立ち上げ代表に就任。2020年より広島大学医学部客員准教授。2025年より武蔵大学社会学部メディア社会学科准教授。主な作品にNHKスペシャル「睡眠負債が危ない」。2019年Yahoo!ニュース個人オーサーアワード特別賞。
宮脇 敦士(筑波大学医学医療系 准教授)
2013年、東京大学医学部医学科卒。初期研修後、東京大学大学院医学系研究科 公衆衛生学教室にて、医療政策・応用統計を専攻し、2019年に博士(医学)取得。学術振興会特別研究員を経て2020年4月より東京大学公衆衛生学教室助教。米国社会科学研究評議会(Social Science Research Council)Abe Fellow Awardを受けて、2021年〜2022年までUCLA医学部客員研究員。東京大学ヘルスサービスリサーチ講座特任講師を経て、2025年1月〜筑波大学医学医療系 准教授(社会医学)。
玉手 慎太郎(学習院大学法学部政治学科 教授)
1986年、宮城県生まれ。東北大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。東京大学医学部特任研究員を経て、現在、学習院大学法学部政治学科教授。主な著作に『公衆衛生の倫理学:国家は健康にどこまで介入すべきか』(筑摩書房2022年)、『ジョン・ロールズ:誰もが「生きづらくない社会」へ』(講談社現代新書2024年)がある。
杉谷 和哉(岩手県立大学総合政策学部 准教授)
1990年大阪府生まれ。京都府立大学公共政策学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(人間・環境学)。京都文教大学非常勤講師等を経て現在、岩手県立大学総合政策学部准教授。著書に、『政策にエビデンスは必要なのか』(ミネルヴァ書房)、『日本の政策はなぜ機能しないのか?』(光文社)。近刊に『エビデンスの罠』(PHP研究所)。
阿真 京子(日本医療政策機構 フェロー)
1974年東京都生まれ。2007年4月、保護者に向けた小児医療の知識の普及によって、小児医療の現状をより良くしたいと会を発足させ、2012年7月に一般社団法人知ろう小児医療守ろう子ども達の会となる(2020年4月末日同会解散)。東京立正短期大学 専攻科 幼児教育専攻(『医療と子育て』)非常勤講師。三児の母。厚生労働省 上手な医療のかかり方を広めるための懇談会 構成員、厚生労働省 救急・災害医療提供体制等の在り方に関する検討会 委員、総務省消防庁 救急業務のあり方に関する検討会 委員、東京消防庁 救急業務懇話会 委員、東京都 小児医療協議会 委員、内閣官房 薬剤耐性(AMR)対策推進国民啓発会議 委員、その他、多くの委員を歴任。現在、文部科学省 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会 委員、「子どもと医療」主宰。
小野崎 耕平(日本医療政策機構 理事)
一般社団法人サステナヘルス代表理事。医療品企業ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)にて営業・マーケティング等に従事した後、米国留学を経て2007年に日本医療政策機構に参画、医療政策担当ディレクター、事務局長などを経て2014年より理事。英医薬品企業アストラゼネカにて執行役員(法務・広報・政策担当)、エゴンゼンダー東京オフィスにてコーポレートガバナンスや経営人材の評価・育成・採用等のコンサルティングに従事。厚生労働省保健医療政策担当参与、厚生労働大臣の私的懇談会「保健医療2035」事務局長、厚労省「データヘルス・審査支払い基金改革アドバイザリーグループ」のほか、世界経済フォーラム第4次産業革命日本センターアドバイザリーボードなどを務めた。法政大学法学部法律学科卒業。ハーバード公衆衛生大学院理学修士課程修了(医療政策管理学)。医療政策、ヘルスケア産業、非営利組織の経営に関する記事・講演等多数。聖路加国際大学公衆衛生大学院客員教授(医療政策管理学)。
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