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【開催報告】第14期医療政策アカデミー 第5回講義 医療政策の未来(1)「産学連携によるウェルビーイング」(2025年11月14日)

【開催報告】第14期医療政策アカデミー 第5回講義 医療政策の未来(1)「産学連携によるウェルビーイング」(2025年11月14日)

日本医療政策機構主催の医療政策アカデミー第14期第5回講義を開催しました。

第5回講義では、土井理美氏(東京科学大学大学院医歯学総合研究科 政策科学分野 助教)より、「産学連携によるウェルビーイング」をテーマに、メンタルヘルス不調の予防における大学研究者としての取り組みと限界、それを乗り越えるための民間企業設立による社会実装、そして産学連携やコレクティブ・インパクト(Collective Impact)を通じた予防メンタルヘルスの社会実装の可能性ついて講義いただきました。


第14期医療政策アカデミーでは、医療政策を「実学」としてとらえ、現場や社会に活きる知識と視点を提供することを目指し、以下の3つを重視していきます:

  1. 医療の”あるべき姿”を見つめる – 制度や政策の背景にある価値観・理念(規範)に目を向け、深く考えていきます。
  2. 多様な立場に耳を傾ける – 医療現場、行政、患者・当事者など、異なる立場の意見を尊重し、よりよい政策を模索する姿勢を大切にします。
  3. 未来を構想し、形にする – 医療や医療政策のこれからを自ら構想し、提案や実践につなげる視野と力を身につけます。

第14期は基礎編、理論編、医療の未来編、実践編で構成される段階的なカリキュラムで、各講義では現在まさにそれぞれの分野で活躍する講師陣による講義とともに、多様なバックグラウンドを持つ受講生同士で各テーマについて議論します。また、2026年2月の最終課題となる政策提言作成に向けたグループワークを通して、実際の政策形成過程に必要な考え方を身につけることを目指します。

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