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【開催報告】第14期医療政策アカデミー 第3回講義 「医療政策を視る(2)『政策決定とエビデンス』」(2025年9月12日)

【開催報告】第14期医療政策アカデミー 第3回講義 「医療政策を視る(2)『政策決定とエビデンス』」(2025年9月12日)

日本医療政策機構主催の医療政策アカデミー第14期第3回講義を開催しました。

第3回講義では、杉谷和哉氏(岩手県立大学総合政策学部 准教授)より、「政策決定とエビデンス」をテーマに、昨今の公共政策の立案において注目されているEBPM(Evidence Based Policy Making)を取り巻く歴史や課題、それらを含めた政策評価に関する論点について講義いただきました。


第14期医療政策アカデミーでは、医療政策を「実学」としてとらえ、現場や社会に活きる知識と視点を提供することを目指し、以下の3つを重視していきます:

  1. 医療の”あるべき姿”を見つめる – 制度や政策の背景にある価値観・理念(規範)に目を向け、深く考えていきます。
  2. 多様な立場に耳を傾ける – 医療現場、行政、患者・当事者など、異なる立場の意見を尊重し、よりよい政策を模索する姿勢を大切にします。
  3. 未来を構想し、形にする – 医療や医療政策のこれからを自ら構想し、提案や実践につなげる視野と力を身につけます。

第14期は基礎編、理論編、医療の未来編、実践編で構成される段階的なカリキュラムで、各講義では現在まさにそれぞれの分野で活躍する講師陣による講義とともに、多様なバックグラウンドを持つ受講生同士で各テーマについて議論します。また、2026年2月の最終課題となる政策提言作成に向けたグループワークを通して、実際の政策形成過程に必要な考え方を身につけることを目指します。

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