活動報告 イベント

【開催報告】第14期医療政策アカデミー 第1回講義「イントロダクション」(2025年7月11日)

【開催報告】第14期医療政策アカデミー 第1回講義「イントロダクション」(2025年7月11日)

日本医療政策機構主催の医療政策アカデミー第14期が開講しました。

第14期の初回講義となる今回は、「イントロダクション」として当機構シニアマネージャー栗田駿一郎よりコースの全体像についての解説に加え、「政策の窓を開けよう―公共政策の基礎―」をテーマとして講義を行いました。講義では、公共政策の基礎的知識のほか、政策分析に必要な政策形成プロセスの分析枠組みなどを中心に、今後医療政策を学ぶ上での基礎的な理論や視点を提供しました。
講義後半には、受講生同士のアイスブレイク・ワークを実施し、多様なバックグラウンドを持つ受講生の皆様とともに今後学びを深めるための交流の場となりました。


第14期医療政策アカデミーでは、医療政策を「実学」としてとらえ、現場や社会に活きる知識と視点を提供することを目指し、以下の3つを重視していきます:

  1. 医療の”あるべき姿”を見つめる – 制度や政策の背景にある価値観・理念(規範)に目を向け、深く考えていきます。
  2. 多様な立場に耳を傾ける – 医療現場、行政、患者・当事者など、異なる立場の意見を尊重し、よりよい政策を模索する姿勢を大切にします。
  3. 未来を構想し、形にする – 医療や医療政策のこれからを自ら構想し、提案や実践につなげる視野と力を身につけます。

第14期は基礎編、理論編、医療の未来編、実践編で構成される段階的なカリキュラムで、各講義では現在まさにそれぞれの分野で活躍する講師陣による講義とともに、多様なバックグラウンドを持つ受講生同士で各テーマについて議論します。また、2026年2月の最終課題となる政策提言作成に向けたグループワークを通して、実際の政策形成過程に必要な考え方を身につけることを目指します。

イベント一覧に戻る
PageTop