がん患者リーダー・ワークショップをアメリカがん協会と共催
日付:2007年12月8日
タグ: がん

「がん患者リーダー向けワークショップ」をアメリカがん協会と共催
日本医療政策機構とアメリカがん協会(American Cancer Society: ACS)の共催により、がん患者リーダー向けワークショップが開催されました。
――全国のがん対策推進協議会患者代表が集結した初めての試み
12月8日は日本医療政策機構が主催となり、全国から都道府県がん対策推進協議会の患者委員が集い、各都道府県でのがん対策の実情、取り組みを議論するワークショップとなりました。このような取り組みはこれまでに前例がなく、今回が初めての試みです。当日は、与野党国会議員、厚生労働省担当者、国のがん対策推進協議会委員も参加し、活発な議論が展開されました。
12月9日はアメリカがん協会(ACS)主催でACSミーティングを開催しました。ミーティングでは、以前行われたアメリカがん協会ユニバーシティ(ACSU)で学んだ助成金申請プロジェクト、アドボカシー活動、患者会同士の調和などについて話し合われました。
――アメリカがん協会によるACSUも開催(1日目参加者もオブザーバー参加)
ワークショップでは都道府県の活動事例として、島根県のがん患者サロン、大阪府での拠点病院見学プロジェクト、東京都からは東京都がん対策推進計画の現状について発表がありました。また、がん対策推進基本計画についての客観的データや、各委員が自分の都道府県がん計画を評価する際の参考となる「がん計画評価シート」など参考資料が配布され、それをもとに、都道府県がん対策推進協議会委員が、どのようにしてがん計画に貢献できるかが話し合われました。議論では、「病院ごとのがん生存率を公開するなど、がんに関する情報開示が必要」といった意見や、「専門医の育成が必要」という意見が出されました。
ワークショップの後半では参加者同士によるグループディスカッションも行われ、各都道府県で現在行っていること、今後取り組んでいきたいことなどが発表されました。また、今回のワークショップの模様は、同日12月8日のNHKの夜7時のニュースで「患者代表が実情・取り組みを議論」と取りあげられました。
ミーティング後半では、参加者によるグループディスカッションが行われ、患者会運営方法について、オブザーバー参加していた都道府県がん対策推進協議会委員も含めた活発なディスカッションや意見交換が行われました。「遠方の患者会メンバーとどのようにコミュニケーションを取るべきか」といったテーマや、「患者会代表者の選出方法」といったテーマで、活発な議論が行われました。
日本医療政策機構とアメリカがん協会(American Cancer Society: ACS)の共催により、がん患者リーダー向けワークショップが開催されました。
――全国のがん対策推進協議会患者代表が集結した初めての試み
12月8日は日本医療政策機構が主催となり、全国から都道府県がん対策推進協議会の患者委員が集い、各都道府県でのがん対策の実情、取り組みを議論するワークショップとなりました。このような取り組みはこれまでに前例がなく、今回が初めての試みです。当日は、与野党国会議員、厚生労働省担当者、国のがん対策推進協議会委員も参加し、活発な議論が展開されました。
12月9日はアメリカがん協会(ACS)主催でACSミーティングを開催しました。ミーティングでは、以前行われたアメリカがん協会ユニバーシティ(ACSU)で学んだ助成金申請プロジェクト、アドボカシー活動、患者会同士の調和などについて話し合われました。
――アメリカがん協会によるACSUも開催(1日目参加者もオブザーバー参加)
ワークショップでは都道府県の活動事例として、島根県のがん患者サロン、大阪府での拠点病院見学プロジェクト、東京都からは東京都がん対策推進計画の現状について発表がありました。また、がん対策推進基本計画についての客観的データや、各委員が自分の都道府県がん計画を評価する際の参考となる「がん計画評価シート」など参考資料が配布され、それをもとに、都道府県がん対策推進協議会委員が、どのようにしてがん計画に貢献できるかが話し合われました。議論では、「病院ごとのがん生存率を公開するなど、がんに関する情報開示が必要」といった意見や、「専門医の育成が必要」という意見が出されました。
ワークショップの後半では参加者同士によるグループディスカッションも行われ、各都道府県で現在行っていること、今後取り組んでいきたいことなどが発表されました。また、今回のワークショップの模様は、同日12月8日のNHKの夜7時のニュースで「患者代表が実情・取り組みを議論」と取りあげられました。
ミーティング後半では、参加者によるグループディスカッションが行われ、患者会運営方法について、オブザーバー参加していた都道府県がん対策推進協議会委員も含めた活発なディスカッションや意見交換が行われました。「遠方の患者会メンバーとどのようにコミュニケーションを取るべきか」といったテーマや、「患者会代表者の選出方法」といったテーマで、活発な議論が行われました。
申込締切日:2007-12-07
開催日:2007-12-08
調査・提言ランキング
- 【政策提言】フェローによる政策提言プラットフォームプロジェクト「日本における『医薬品の費用対効果評価』のより良い活用に向けて」(2025年5月7日)
- 【政策提言】こどもの健康プロジェクト「知的障がいのある子どもの生涯にわたるメンタルヘルス支援強化に向けて」(2025年4月30日)
- 【政策提言】「がん遺伝子パネル検査への患者アクセス保障と保険外併用療養費制度活用にあたっての留意点」(2025年4月28日)
- 【調査報告】「2025年 日本の医療に関する世論調査」(2025年3月17日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【政策提言】がん対策プロジェクト「乳がん医療の地域格差是正に関する提言書」(2025年1月31日)
- 【論点整理】難病・希少疾患プロジェクト ディスカッション・ペーパー「難病・希少疾患 2025 ー難病法から10年、共に創る未来に向けてー」(2025年3月28日)
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【調査報告】「子どもを対象としたメンタルヘルス教育プログラムの構築と効果検証」報告書(2022年6月16日)
- 【調査報告】「2023年 日本の医療の満足度、および生成AIの医療応用に関する世論調査」(2024年1月11日)
注目の投稿
-
2025-04-17
【申込受付中】(オンライン開催)第134回HGPIセミナー「科学的根拠に基づいた食事のガイドラインを知るー日本人の食事摂取基準を活かすにはー」(2025年5月28日)
-
2025-04-23
【申込受付中】医療政策アカデミー第14期(2025年7月開講)
-
2025-05-07
【申込受付中】日豪オンラインラウンドテーブルディスカッション「こども・若者のメンタルヘルスへのソーシャルメディアの影響と、ソーシャルメディアの社会での活用の在り方」(2025年5月23日)
-
2025-05-07
【政策提言】フェローによる政策提言プラットフォームプロジェクト「日本における『医薬品の費用対効果評価』のより良い活用に向けて」(2025年5月7日)
-
2025-05-07
【申込受付中】(オンライン開催)第133回HGPIセミナー フェローによる政策提言プラットフォームプロジェクト「日本における『医薬品の費用対効果評価』のより良い活用に向けて」(2025年5月20日)