【 開催報告】神奈川県メディカル・イノベーションスクール キックオフ・シンポジウム~世界に羽ばたくグローバルな保健医療人材の育成に向けて~(2017年2月3日)
日付:2017年2月17日
2017年2月3日、パシフィコ横浜にて「神奈川県メディカル・イノベーションスクール キックオフ・シンポジウム~世界に羽ばたくグローバルな保健医療人材の育成に向けて~」を開催いたしました。
本シンポジウムは、神奈川県が大学院公衆衛生学研究科「メディカル・イノベーションスクール(MIS: Medical Innovation School)」を2019年に新設するにあたり、グローバル企業、非営利団体、アカデミアから集まった国内外の有識者・専門家がMIS設立の目的や意義、MIS卒業生のキャリア展望について議論する場となりました。
開会の辞・基調講演
黒岩裕治 神奈川県知事が、県の掲げるヘルスケア・ニューフロンティア政策とその根幹となる「未病(ME-BYO)の改善」、「最先端医療・最新技術の追求」、そしてMISの目指す人材育成ついて述べ開会しました。東京大学公共政策大学院教授の鈴木寛氏による基調講演では、MISは新たな学問領域を生み社会変革を起こす人材を輩出するこれまでにない次世代型の大学院であり、神奈川県、日本、そして世界の医療課題解決に寄与するというビジョンが強調されました。
パネルディスカッション「MIS構想と世界に羽ばたくMIS後のキャリア」
– ジュリア・プエブラ・フォルティエ
(DiversityRxエグゼクティブディレクター)
– 竹内 正弘
(神奈川県 顧問、北里大学 薬学部 臨床医学教授、ハーバード公衆衛生大学院Adjunct Professor、神奈川県 顧問)
– ダニー・リズバーグ
(フィリップスエレクトロニクスジャパン CEO)
– レイラ・マッケイ
(Centre for Urban Design and Mental Health Director)
– 首藤 健治
(神奈川県 理事)
神奈川県庁、グローバル企業、非営利団体、アカデミアからの有識者・専門家による、ヘルスケア・ニューフロンティア政策、MIS構想、MISが目指す人材育成について活発な議論が行われました。産官学民のパネリストからは「求められるグローバル人材像」「チャレンジできる環境づくりの重要性」「期待されるカリキュラム内容」「神奈川県というフィールドの活用」等、幅広い分野にわたり意見交換がなされました。
閉会の辞
神奈川県ヘルスケア・ニューフロンティア推進統括官の山口健太郎氏が、本シンポジウムを通して明確になったMIS構想の方向性に沿って、グローバルかつイノベーティブな人材を輩出する大学院をつくりたいと述べ、MIS構想の進化に繋がる会合となりました。
開催日:2017-02-03
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