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【講演報告】製薬協メディアフォーラム「薬剤耐性(AMR)対策推進月間に向けて」(2022年11月8日)

【講演報告】製薬協メディアフォーラム「薬剤耐性(AMR)対策推進月間に向けて」(2022年11月8日)

日本医療政策機構 マネージャーの河野結は「AMRアライアンス・ジャパンの取組み」と題して、製薬協メディアフォーラム「薬剤耐性(AMR)対策推進月間に向けて」(主催:日本製薬工業協会 国際委員会、協力:AMRアライアンス・ジャパン)にて講演を行いました。

講演では、AMRアライアンス・ジャパンの7つの政策提言・活動領域における取組みを中心に、薬剤耐性対策推進月間に向けたAMRの啓発・学修支援活動や市民との連携の重要性、2023年G7広島サミットや次期薬剤耐性対策アクションプランに対する期待について言及しました。

登壇者(敬称略、講演順)

本田 顕子(厚生労働大臣政務官)

大西 友弘(内閣官房 新型コロナウイルス等感染症対策推進室 審議官)
舘田 一博(7学会合同感染症治療 創薬促進検討委員会 委員長/東邦大学 医学部 微生物・感染症学講座 教授)
河野 結(特定非営利活動法人 日本医療政策機構 マネージャー)
有吉 祐亮(日本製薬工業協会 国際委員会 GH部会長 感染症Gリーダー)

 

■AMRアライアンス・ジャパンとは

2018年11月に設立した、AMR対策をマルチステークホルダーで議論する独立したプラットフォームです。設立以来、今あるAMR関連の問題について、メンバーや AMR に関連する他の組織とともに議論を深めてきました。その議論をもとに、2019年7月に7つの提言を発表しました。この提言を多く関係者の方に知っていただくとともに、日本の力を結集して、医療政策への具現化に向け様々な活動を行っています。

2022年11月現在の構成メンバーは、MSD株式会社、「子どもと医療」プロジェクト、塩野義製薬株式会社、住友ファーマ株式会社、動物用抗菌剤研究会、日水製薬株式会社、日本ベクトン・ディッキンソン株式会社、日本医師会、日本医真菌学会、日本医療薬学会、日本化学療法学会、日本環境感染学会、日本感染症学会、日本小児感染症学会、日本製薬工業協会、日本TDM学会、日本病院薬剤師会、日本薬学会、日本薬剤師会、日本臨床衛生検査技師会、日本臨床微生物学会、ビオメリュー・ジャパン株式会社、姫路市、ファイザー株式会社、Meiji Seikaファルマ株式会社、日本医療政策機構(事務局)。


【AMR アライアンス・ジャパンによる7つの政策提言】

1. 医療現場の現状を踏まえた抗菌薬の適正使用の推進
2. 国内のAMRに関する危機の管理及びサーベイランス・システムの構築
3. 積極的な耐性菌スクリーニング検査及び迅速診断検査等を実施しやすい体制の整備
4. 国民及び医療従事者へのAMRに関する学修支援
5. 抗菌薬開発を促進するインセンティブ・モデルの策定
6. 抗菌薬の安定供給
7. 国内外の好事例や教訓を共有するための国際連携

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