【講演報告】第35回日本老年精神医学会「認知症共生社会への社会的処方箋;今、私たちにできること」(鳥取県米子市、2020年12月21日)
日付:2020年12月26日
タグ: 認知症
日本医療政策機構マネージャー 栗田駿一郎が、第35回日本老年精神医学会 シンポジウム1「認知症施策新大綱「共生と予防」;認知症の早期受診,早期診断の推進」において、「認知症共生社会への社会的処方箋;今、私たちにできること」と題して講演を行いました。
講演においては、当機構が2017年に公表した提言白書「認知症の社会的処方箋~認知症にやさしい社会づくりを通じた早期発見と早期診断の促進~」における文献レビュー結果を紹介するとともに、今後の認知症政策の方向性について下記の5点を提言として発表しました。
■ 粘り強く認知症に対する理解促進を
■ 診断後に先が見通せるサポート体制を
■ マルチステークホルダーでの“地域づくり”を
■ 各種事業の効果検証を
■ 地方自治体が主体の認知症政策を
なお本学会は新型コロナウイルス感染症対策を鑑み、講演者のみ会場にて参加し、オンライン配信を行いました。学会の模様は後日オンデマンド配信が行われます。詳しくは、第35回日本老年精神医学会webサイトをご覧ください。(配信は日本語のみ)
関連コラム
HGPI政策コラム(No.19)-認知症政策チームより-「早期受診・早期診断を考える」
English
調査・提言ランキング
- 【調査報告】医療DXプロジェクト 当事者ヒアリング調査報告「医療のDX時代を迎え生きる当事者たち」(2024年6月10日)
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【政策提言】保健医療分野における気候変動国家戦略(2024年6月26日)
- 【お知らせ】「2024年度(令和6年度)診療報酬改定におけるがん遺伝子パネル検査の取り扱いに関する緊急共同声明」に賛同(2024年6月19日)
- 【お知らせ】グリーン保健医療システムの構築に向けた転換点(2024年6月5日)
- 【出版報告】医療政策の形成過程における患者・市民参画(PPI)の手引き―患者・市民と行政それぞれに求められる取り組みとその好事例(2024年3月31日)
- 【政策提言】骨太の方針2024策定に対する提言 薬剤耐性(AMR)対策の促進に向けて(2024年6月11日)
- 【政策提言】腎疾患対策推進プロジェクト 2023「患者・市民・地域が参画し、協働する腎疾患対策に向けて」政策提言・地方自治体における慢性腎臓病(CKD)対策好事例集(2024年2月14日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【政策提言】ポストSDGsの未来を見据えた看護学教育モデル・コア・カリキュラム:気候変動と健康を含むプラネタリーヘルスの視点の必要性(2024年5月30日)
注目の投稿
-
2024-06-21
【開催報告】HGPIセミナー特別編「20周年を迎える日本医療政策機構:過去から未来へ、組織の歩みを振り返る」(2024年1月16日)
-
2024-06-25
【パブリックコメント提出】世界保健機関による非感染性疾患とメンタルヘルス対策に関する意見公募(2024年6月25日)
-
2024-06-26
【開催報告】グローバル専門家会合「途上国におけるがんケアのイノベーション~City Cancer Challengeの取り組み」(2024年6月20日)
-
2024-06-26
【申込受付中】(オンライン開催)第127回HGPIセミナー「政策を通じて人々の健康を守り、保健医療の仕組みを築く上での課題と展望」(2024年7月18日)
-
2024-07-01
【申込受付中】患者当事者プロジェクト オンライン専門家会合「患者・当事者・市民と作る、これからの医療政策」(2024年7月26日)