(開催報告)第44回朝食会 他領域と医療のCross Discussionシリーズ3「宗教と医療」
日付:2013年6月27日
![(開催報告)第44回朝食会 他領域と医療のCross Discussionシリーズ3「宗教と医療」](https://hgpi.org/wp-content/uploads/20130528dougensan.jpg)
日本医療政策機構は、2013年6月27日(木)、第44回定例朝食会を開催いたしました。今回は、他領域と医療のCross Discussionシリーズ第3弾として、遠山玄秀氏(日蓮宗 上行寺 副住職)をお招きしお話を伺いました。
今、わたしたちは高齢化や医学の進歩により終末期医療、再生医療、生殖医療、尊厳死や脳死といったさまざまな生死を巡る課題を抱えています。また、2011年の東日本大震災では多くの尊い命が失われ、生と死について考えた人も少なくないのではないかと思います。生死をめぐる課題について考え、また今後望まれる終末期サポートのあり方を考えるにあたり、太古の昔から死を扱ってきた「宗教」から多くの示唆を得ることができるのではないでしょうか。
日本ではほとんどの人が「自分は無宗教」と答えます。確かに「信仰する宗教がある」と言う人は多くないものの、「宗教的なものを信じる」という日本人は多く、それも若い人ほど多いという調査結果もあります。*
理系大学卒という異色の経歴を持つ1977年生まれの若い僧侶の遠山氏は、「今をより良く生きることである「終活」、大切な方を亡くされた方の心のサポートである「グリーフサポート」、元気な時から、病になった時、老いた時、そして最期を迎えた時、どうサポートするかという「チームビハーラ」、お寺をもっと大勢の方に来ていただき、多くのことに活用しようという「寺子屋ブッダ」の4つの活動を行われています。
*“宗教的なもの” にひかれる日本人~ISSP国際比較調査(宗教)から~
http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/yoron/social/032.html
(使用言語:日本語)
第44回朝食会『他領域と医療のCross Discussionシリーズ3「宗教と医療」
■スピーカー
遠山玄秀氏(日蓮宗 上行寺 副住職)
■日時
2013年6月27日(木)8:00~9:00(7:45より受付開始)
■場所
GARB 丸の内 (東京都千代田区丸の内2-2-3)
/* Style Definitions */ table.MsoNormalTable {mso-style-name:標準の表; mso-tstyle-rowband-size:0; mso-tstyle-colband-size:0; mso-style-noshow:yes; mso-style-priority:99; mso-style-qformat:yes; mso-style-parent:””; mso-padding-alt:0mm 5.4pt 0mm 5.4pt; mso-para-margin:0mm; mso-para-margin-bottom:.0001pt; mso-pagination:widow-orphan; font-size:10.5pt; mso-bidi-font-size:11.0pt; font-family:”Century”,”serif”; mso-ascii-font-family:Century; mso-ascii-theme-font:minor-latin; mso-hansi-font-family:Century; mso-hansi-theme-font:minor-latin; mso-font-kerning:1.0pt;}
申込締切日:2013-06-25
開催日:2013-06-27
調査・提言ランキング
- 【調査報告】医療DXプロジェクト 当事者ヒアリング調査報告「医療のDX時代を迎え生きる当事者たち」(2024年6月10日)
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【お知らせ】グリーン保健医療システムの構築に向けた転換点(2024年6月5日)
- 【政策提言】保健医療分野における気候変動国家戦略(2024年6月26日)
- 【お知らせ】「2024年度(令和6年度)診療報酬改定におけるがん遺伝子パネル検査の取り扱いに関する緊急共同声明」に賛同(2024年6月19日)
- 【出版報告】医療政策の形成過程における患者・市民参画(PPI)の手引き―患者・市民と行政それぞれに求められる取り組みとその好事例(2024年3月31日)
- 【政策提言】骨太の方針2024策定に対する提言 薬剤耐性(AMR)対策の促進に向けて(2024年6月11日)
- 【政策提言】ポストSDGsの未来を見据えた看護学教育モデル・コア・カリキュラム:気候変動と健康を含むプラネタリーヘルスの視点の必要性(2024年5月30日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【パブリックコメント提出】「新型インフルエンザ等対策政府行動計画(案)」(2024年5月7日)
注目の投稿
-
2024-06-21
【開催報告】HGPIセミナー特別編「20周年を迎える日本医療政策機構:過去から未来へ、組織の歩みを振り返る」(2024年1月16日)
-
2024-06-25
【パブリックコメント提出】世界保健機関による非感染性疾患とメンタルヘルス対策に関する意見公募(2024年6月25日)
-
2024-06-26
【政策提言】保健医療分野における気候変動国家戦略(2024年6月26日)
-
2024-06-26
【申込受付中】(オンライン開催)第127回HGPIセミナー「政策を通じて人々の健康を守り、保健医療の仕組みを築く上での課題と展望」(2024年7月18日)
-
2024-07-01
【申込受付中】患者当事者プロジェクト オンライン専門家会合「患者・当事者・市民と作る、これからの医療政策」(2024年7月26日)