「超党派コングレッショナル・ブリーフィング」開催
日付:2011年2月25日
![「超党派コングレッショナル・ブリーフィング」開催](https://hgpi.org/wp-content/uploads/20110225_CB1.jpg)
日本医療政策機構は、米国ワシントンDCのシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)と共催し、国民皆保険50周年を記念して、日米の医療政策について国会議員と日米有識者が議論する「超党派コングレッショナル・ブリーフィング」を開催いたしました(参議院議員会館特別会議室)。
当日、米国からはCSISのStephen Morrison氏、George Washington大学のBrian Biles教授、Johns Hopkins大学のGerard Anderson教授、Harverd大学のJohn Halamka氏、日本からは慶応義塾大学の池上直己教授、東京大学の秋山昌範教授が有識者としてご参加されました。また超党派の国会議員を交えたディスカッションとすべく、尾辻議員(自民党、元厚生労働大臣)、坂口議員(公明党、元厚生労働大臣)、鈴木(寛)議員(民主党、現文部科学副大臣)、世耕議員(自民党)、足立議員(民主党、前厚生労働政務官)、梅村議員(民主党)、小西議員(民主党)など、医療、厚生行政に精通している国会議員の方々にお越しいただきました。
プログラムは、それぞれ池上氏、Anderson氏からは日米の比較研究における支払制度に関する課題、また、オバマ政権にて米国医療IT標準化委員会共同委員長を務めるHalamka氏から経済刺激策としての医療ITとその効果についてご紹介いただいた後に、「医療の効率化と支払制度」「医療のIT化と効率化」というテーマでディスカッションがなされ、積極的な意見交換を通じて有益な時間を共有することができました。
今回は日米の独立したシンクタンクが共同で、超党派の国会議員と有識者との議論の場を設定したという点で、これまでにない新しい取り組みとなりました。日本医療政策機構では、今後もこのような活動を継続し、より具体的で責任ある政策実現へ向け、透明性の高いプロセスの構築に貢献していきたいと考えています。
開催日:2011-02-25
調査・提言ランキング
- 【調査報告】医療DXプロジェクト 当事者ヒアリング調査報告「医療のDX時代を迎え生きる当事者たち」(2024年6月10日)
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【お知らせ】グリーン保健医療システムの構築に向けた転換点(2024年6月5日)
- 【政策提言】保健医療分野における気候変動国家戦略(2024年6月26日)
- 【お知らせ】「2024年度(令和6年度)診療報酬改定におけるがん遺伝子パネル検査の取り扱いに関する緊急共同声明」に賛同(2024年6月19日)
- 【出版報告】医療政策の形成過程における患者・市民参画(PPI)の手引き―患者・市民と行政それぞれに求められる取り組みとその好事例(2024年3月31日)
- 【政策提言】骨太の方針2024策定に対する提言 薬剤耐性(AMR)対策の促進に向けて(2024年6月11日)
- 【パブリックコメント提出】「新型インフルエンザ等対策政府行動計画(案)」(2024年5月7日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【政策提言】ポストSDGsの未来を見据えた看護学教育モデル・コア・カリキュラム:気候変動と健康を含むプラネタリーヘルスの視点の必要性(2024年5月30日)
注目の投稿
-
2024-06-21
【開催報告】HGPIセミナー特別編「20周年を迎える日本医療政策機構:過去から未来へ、組織の歩みを振り返る」(2024年1月16日)
-
2024-06-25
【パブリックコメント提出】世界保健機関による非感染性疾患とメンタルヘルス対策に関する意見公募(2024年6月25日)
-
2024-06-26
【政策提言】保健医療分野における気候変動国家戦略(2024年6月26日)
-
2024-06-26
【申込受付中】(オンライン開催)第127回HGPIセミナー「政策を通じて人々の健康を守り、保健医療の仕組みを築く上での課題と展望」(2024年7月18日)
-
2024-07-01
【申込受付中】患者当事者プロジェクト オンライン専門家会合「患者・当事者・市民と作る、これからの医療政策」(2024年7月26日)