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「医療政策サミット2010」

「医療政策サミット2010」
2010年2月10日-11日の2日間にわたり「医療政策サミット2010」を主催いたしました。

本サミットは、医療界、患者団体、政府、政府、企業、メディアなどから医療政策に関わるトップリーダーが結集し、その年の医療政策の重要課題について徹底的に議論する会議で、本年で4回目を迎えました。今年のサミットは、医療政策に関する本格的な会議としては政権交代後初とあって、多数の報道関係者が詰めかけるなど大きな注目を集めました。

初日は、古川元久国家戦略室室長や川崎二郎元厚労相も参加、分科会セッションでは、公的医療費の規模と範囲・財源、疾病予防とたばこ対策、地域医療とIT、製薬・医療機器産業を中心に議論されました。2日目は長妻厚労相、枝野行政刷新相が参加、約1時間にわたり今後の医療政策や行政刷新の方向性について参加者と意見交換しました。このほか米国クリントン政権下で厚生副次官補を務めたブライアン・バイルズ氏、英国ブレア政権下で首相府医療政策局長を務めたサイモン・スティーブンス氏や日本福祉大の二木立教授らを招き、「政権交代と医療改革」と題して米・英・日3国の政権交代がもたらす医療政策への意味合いについて学んだほか、成長産業としての医療、2010年の重要課題などでフロアを交えたディスカッションが行われました。特に低成長が続く日本経済にとって、医療分野を中心とする「ライフ・イノベーション」の重要性とその可能性に議論が集中しました。

開催日:2010-02-10


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